カテゴリ: Flutterの状態管理 更新日: 2025/12/10

FlutterのValueNotifierとChangeNotifierの違いを完全ガイド!初心者にもわかる状態管理の基本

297
FlutterのValueNotifierとChangeNotifierの違いを学ぼう

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Flutterで状態を更新するとき、ValueNotifierとChangeNotifierってよく見かけますけど、違いがよくわかりません…」

先生

「たしかにFlutterで状態管理するときに、この2つの使い分けはとても重要です。基本から丁寧に整理していきましょう。」

生徒

「初心者でも使いこなせるようになりたいです!」

先生

「それではFlutterでのValueNotifierとChangeNotifierの違いや使い方を、具体例を交えて解説しますね。」

1. Flutterの状態管理に使うNotifierとは?

1. Flutterの状態管理に使うNotifierとは?
1. Flutterの状態管理に使うNotifierとは?

Flutter(フラッター)でアプリの状態を効率よく管理するには、「通知」の仕組みが重要です。ValueNotifierChangeNotifierは、どちらも変更を監視してUIを更新するための仕組みですが、用途や使い方に違いがあります。

Flutterの小規模なアプリやウィジェット単位での状態変更には、シンプルなValueNotifierが向いています。一方で、複数の値やより柔軟な通知制御が必要な場合にはChangeNotifierが適しています。

2. ValueNotifierとは?シンプルな1つの値を扱う状態管理

2. ValueNotifierとは?シンプルな1つの値を扱う状態管理
2. ValueNotifierとは?シンプルな1つの値を扱う状態管理

ValueNotifierは、ひとつの値(例えば数値や文字列など)を変更・監視したいときに使います。特にValueListenableBuilderと組み合わせて使うことで、状態が変化したときに自動でウィジェットを再構築できます。

以下はカウントアップの例です。


final counter = ValueNotifier<int>(0);

ValueListenableBuilder<int>(
  valueListenable: counter,
  builder: (context, value, child) {
    return Text('カウント: \$value');
  },
)

ボタンなどで更新するときは以下のように記述します:


counter.value++;

このように、ValueNotifierは単純な値を管理するのに便利です。

3. ChangeNotifierとは?複雑な状態や複数プロパティを管理

3. ChangeNotifierとは?複雑な状態や複数プロパティを管理
3. ChangeNotifierとは?複雑な状態や複数プロパティを管理

ChangeNotifierは、より複雑な状態を扱いたいときに使われます。複数のプロパティやカスタムロジックが必要な場合に便利で、notifyListeners()メソッドを使って変更を通知します。

以下は名前と年齢を管理するUserModelの例です:


class UserModel extends ChangeNotifier {
  String _name = '';
  int _age = 0;

  String get name => _name;
  int get age => _age;

  void updateUser(String newName, int newAge) {
    _name = newName;
    _age = newAge;
    notifyListeners();
  }
}

ChangeNotifierProviderConsumerと一緒に使えば、状態変更時に自動でUIが更新されます。

Flutterを「実務レベル」で使えるようになりたい人や、 iPhone / Android両対応アプリ開発の流れをまとめて学びたい人には、 定番の実践書がこちらです。

Flutter実践開発をAmazonで見る

※ Amazon広告リンク

4. ValueNotifierとChangeNotifierの違いを比較しよう

4. ValueNotifierとChangeNotifierの違いを比較しよう
4. ValueNotifierとChangeNotifierの違いを比較しよう

以下にFlutterのValueNotifierChangeNotifierの主な違いを表にまとめます。

項目 ValueNotifier ChangeNotifier
管理できるデータ 単一の値(プリミティブ型) 複数プロパティや複雑なデータ
通知の仕組み 自動で更新(value変更) notifyListeners()を明示的に呼ぶ
主な用途 カウンターなどシンプルなUI状態 ユーザー情報やフォームの入力状態
コードの簡潔さ 非常にシンプル 多少の記述が必要

Flutterで小規模な状態変更を扱うならValueNotifier、柔軟で汎用的に使いたいならChangeNotifierが適しています。

5. 実際の使い分けポイントと選び方

5. 実際の使い分けポイントと選び方
5. 実際の使い分けポイントと選び方

Flutterアプリの状態管理において、どちらを使うかの判断基準は以下の通りです。

  • 画面ごとの状態がシンプル → ValueNotifier
  • 複数の情報をまとめて扱いたい → ChangeNotifier
  • 状態変更が頻繁に起きる → ChangeNotifier
  • UIが小規模で一部のみ更新 → ValueNotifier

Flutterでは、アプリの規模や構造に応じて適切に使い分けることが、パフォーマンスと可読性の両立につながります。

6. Providerと組み合わせて使うChangeNotifier

6. Providerと組み合わせて使うChangeNotifier
6. Providerと組み合わせて使うChangeNotifier

ChangeNotifierは、状態管理ライブラリProviderと組み合わせて使うのが一般的です。例えば以下のように使います:


void main() {
  runApp(
    ChangeNotifierProvider(
      create: (_) => UserModel(),
      child: MyApp(),
    ),
  );
}

そしてUI側では、Consumerウィジェットで値を監視します:


Consumer<UserModel>(
  builder: (context, user, child) {
    return Text('名前: \${user.name}');
  },
)

このように、Provider + ChangeNotifierの組み合わせは、Flutterアプリの状態管理における定番パターンです。

7. ValueNotifierを使うときの注意点

7. ValueNotifierを使うときの注意点
7. ValueNotifierを使うときの注意点

ValueNotifierはシンプルですが、複数の状態を一括管理したい場面では不向きです。たとえば、同時に「名前」「年齢」「住所」など複数のデータを扱いたい場合にはChangeNotifierの方が効率的です。

また、再利用性やテスト性を意識する場合も、ChangeNotifierの方が設計しやすくなります。

Flutterの状態管理の一覧へ
新着記事
FlutterのMVP・MVVMアーキテクチャの違いと使い分け
FlutterのMVP・MVVMアーキテクチャの違いと使い分けを初心者向けに解説!
オニオンアーキテクチャの基本とFlutterでの適用例
オニオンアーキテクチャの基本とFlutterでの適用例を初心者向けに解説
クリーンアーキテクチャとは?Flutterでの導入メリット
クリーンアーキテクチャとは?Flutterでの導入メリットをやさしく解説
【AWS】RDS for Oracleの特徴・できないこと・バージョン・料金まとめ
【AWS】RDS for Oracleの特徴・できないこと・バージョン・料金を初心者向けに徹底解説
人気記事
インスタンスタイプの料金比較と最適な選び方(最新2025年版)
AWSのインスタンスタイプの料金比較と最適な選び方【2025年最新版】
【AWS】VPCの料金体系まとめ!無料枠・通信費・各種サービスごとの料金を徹底解説
【AWS】VPCの料金体系まとめ!無料枠・通信費・各種サービスごとの料金を徹底解説
【AWS】VPCエンドポイントとは?種類・使い方・S3連携まで完全解説
【AWS】VPCエンドポイントとは?種類・使い方・S3連携まで完全解説
【AWS】s3 cpコマンド完全ガイド!基本・recursive・exclude/includeも解説
【AWS】s3 cpコマンド完全ガイド!基本・recursive・exclude/includeも解説

🔌 USBポート不足を解消

Type-C 1本で拡張。
開発・作業環境を一気に快適に

UGREEN USB-Cハブを見る

※ Amazon広告リンク