AWSのインスタンスタイプの料金比較と最適な選び方【2025年最新版】
生徒
「AWSのインスタンスタイプっていろいろあって迷っちゃいます。どれを選べばいいんですか?」
先生
「たしかに、用途に応じて最適なインスタンスタイプを選ばないと、コストが無駄になってしまいます。2025年の最新情報をもとに比較しながら説明していきますね。」
生徒
「料金が安くて、性能も良いインスタンスが知りたいです!」
先生
「用途に応じて選ぶべきインスタンスは違います。まずは基本を押さえてから、最適な選び方を見ていきましょう。」
1. インスタンスタイプとは?
AWSのEC2インスタンスにはさまざまな種類があり、それぞれ用途に応じて設計されています。インスタンスタイプを正しく選ぶことで、コスト削減やパフォーマンス最適化が実現できます。2025年現在、主に以下のファミリーが利用されています。
- 汎用(General Purpose):バランス重視(例:t4g, t3, m7g)
- コンピューティング最適化:CPU性能重視(例:c7g, c6i)
- メモリ最適化:RAM容量重視(例:r7g, x2idn)
- ストレージ最適化:I/Oやストレージ重視(例:i4i, im4gn)
- 高速処理向け:GPUや機械学習用途(例:p4d, g5)
2. 2025年版・代表的インスタンスタイプの料金比較
以下は、2025年6月時点での東京リージョンを基準とした代表的なオンデマンド料金の目安です(t4gはGravitonベースでコストパフォーマンス良好)。
| インスタンス | 用途 | vCPU | メモリ(GB) | 料金(USD/時間) |
|---|---|---|---|---|
| t4g.micro | 軽量なWebサーバ | 2 | 1 | $0.0042 |
| t4g.small | ブログやAPI | 2 | 2 | $0.0084 |
| m7g.large | 中規模アプリ | 2 | 8 | $0.0368 |
| c7g.large | バッチ処理・CI/CD | 2 | 4 | $0.0340 |
| r7g.large | メモリ集約処理 | 2 | 16 | $0.0501 |
料金は変更される可能性があるため、公式のEC2料金表も参考にしてください。
3. どのインスタンスを選ぶべき?用途別おすすめ
AWSのインスタンスは、用途に応じて選ぶことでパフォーマンスとコストのバランスが取れます。以下のように考えると良いでしょう。
- ブログやポートフォリオなどの軽量Webサイト:
t4g.microまたはt4g.small - 中規模のWebアプリケーション:
m7g.large - CPUを多く使う処理:
c7g.large - メモリを多く使う分析処理やキャッシュ用途:
r7g.large - AI・機械学習・動画レンダリング:
g5やp4dなどのGPUタイプ
4. コスト最適化のポイントとインスタンスタイプ選定のコツ
インスタンスの選び方次第で、月々のAWSコストは大きく変わります。コストを最適化するためには以下の点に注意しましょう。
- Gravitonベースのインスタンス(t4g, m7gなど)はx86に比べて最大40%コスト削減の効果があります
- スポットインスタンスやリザーブドインスタンスを併用すると、料金をさらに抑えることができます
- Auto Scalingと組み合わせて必要なリソースだけを使う設計が重要です
Graviton(Armベース)は互換性を意識する必要がありますが、Node.jsやJava、Pythonなどの一般的な言語ではほぼ問題なく動作します。
5. インスタンス選びに便利な公式ツール
AWSには、インスタンスタイプを比較・検討するための便利なツールが用意されています。
- EC2 Instance Comparison:グラフと検索機能でインスタンスを比較できる外部ツール
- AWS Pricing Calculator:月額費用を試算する公式電卓ツール
- AWS公式のインスタンス一覧
こうしたツールを活用して、定期的にインスタンス構成を見直すことが、AWS運用の成功につながります。
6. まとめ
AWSのインスタンスタイプは種類が非常に多く、t4g、m7g、c7g、r7g、g5、p4dなど、それぞれのタイプが特定の用途に特化しています。今回の記事では、2025年最新版のEC2インスタンスに関して、用途別の選び方、料金比較、そしてコスト最適化の方法を詳しく解説しました。特に初心者が悩みやすい「どのインスタンスを使えばよいのか?」という点についても、具体的なユースケース別におすすめインスタンスを紹介しました。
汎用的な用途にはt4gやm7gが向いており、CPU重視ならc7g、メモリ重視ならr7gと覚えておくと便利です。また、AWS Graviton(Armベース)インスタンスは、コストパフォーマンスに優れており、JavaやPythonなどのマルチプラットフォーム言語を使う場合はおすすめです。
さらに、スポットインスタンスやリザーブドインスタンス、Auto Scalingの活用によって、費用を大幅に抑えることも可能です。常にAWS公式のインスタンスタイプ一覧や料金表をチェックし、最新の情報に基づいた選定が大切です。
最後に、インスタンスタイプを選ぶ際は、「CPUとメモリのバランス」「料金」「使用目的(用途)」の3点を重視し、ツール(AWS Pricing Calculatorや外部比較サイト)を使って最適な構成を検討しましょう。
【EC2インスタンス選定の参考となるJavaコード例】
public class EC2InstanceSelector {
public static void main(String[] args) {
String usage = "light-web";
switch (usage) {
case "light-web":
System.out.println("おすすめインスタンス: t4g.micro");
break;
case "medium-app":
System.out.println("おすすめインスタンス: m7g.large");
break;
case "cpu-heavy":
System.out.println("おすすめインスタンス: c7g.large");
break;
case "memory-heavy":
System.out.println("おすすめインスタンス: r7g.large");
break;
default:
System.out.println("用途に応じてインスタンスを選びましょう。");
}
}
}
生徒
「インスタンスの種類が多くて不安だったけど、用途別に整理してもらえたから、すごくわかりやすかったです!」
先生
「そうですね。AWSのEC2インスタンス選びでは、目的とコストのバランスを考えることが重要です。特にt4gやm7gなどのGraviton系は、2025年では人気が高まっています。」
生徒
「それに、スポットインスタンスやリザーブドインスタンスもあって、工夫すればかなり節約できそうですね。」
先生
「はい、正解です。これから実際に構築するときは、AWS公式の料金ツールやインスタンス比較サイトも活用して、ベストな構成を選んでいきましょう。」