AWS EC2インスタンスの作成・起動手順を初心者向けに徹底解説【2025年版】
生徒
「AWSを使ってみたいんですが、EC2インスタンスってどうやって作るんですか?」
先生
「EC2はAWSの仮想サーバーサービスで、クラウド上に簡単にLinuxやWindowsのサーバーを立てることができますよ。今回はその基本的な作成と起動手順を一つずつ説明しましょう。」
生徒
「初心者でも分かるように、やさしく教えてください!」
先生
「もちろんです。画面の操作とポイントを順に確認していきましょう。」
1. AWSにログインしよう
まずはAWSマネジメントコンソールにアクセスして、ログインまたは無料アカウントの作成を行いましょう。
AWSアカウントがない場合は、メールアドレスや支払い情報(クレジットカード)を登録してアカウント作成を行います。
2. EC2ダッシュボードを開こう
ログイン後、検索バーに「EC2」と入力し、サービス一覧から「EC2」をクリックします。これでEC2のダッシュボードが開きます。
ダッシュボードでは、インスタンスの数、ステータス、利用中のリージョンなどを確認できます。
3. 新しいインスタンスを作成する
左メニューの「インスタンス」から「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。
インスタンス作成のステップは複数ありますが、それぞれ初心者でも安心して進められるように設定されています。
4. AMI(Amazon Machine Image)を選択
AMIとは、インスタンスのOSやソフトウェアがあらかじめセットアップされたイメージのことです。
初心者には「Amazon Linux 2023」または「Ubuntu 22.04 LTS」がおすすめです。
5. インスタンスタイプを選ぶ
「t2.micro」や「t4g.micro」は無料利用枠に対応しており、初心者に最適なインスタンスタイプです。2025年時点では、Gravitonベースのt4gが人気です。
6. キーペア(SSH鍵)を作成・選択
SSH接続用のキーペアを作成してダウンロードします。拡張子は.pemで、MacやLinuxで使えます。
Windowsユーザーは、この.pemをPuTTYgenで.ppk形式に変換してTera Termなどで使用できます。
7. セキュリティグループを設定する
インスタンスにアクセスするためのファイアウォール設定です。
「ポート22(SSH)」を自分のIPアドレスから許可するように設定します。Webサーバーとして使いたい場合はポート80(HTTP)も追加しましょう。
8. 起動と確認
すべての設定が完了したら「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。起動中は「pending」と表示されますが、しばらくすると「running」に変わります。
「パブリックIPv4アドレス」が割り当てられたら、SSH接続の準備完了です。
9. 初心者におすすめのインスタンス構成例
無料利用枠を活用するなら次のような構成がおすすめです。
- AMI:Amazon Linux 2023 または Ubuntu 22.04
- インスタンスタイプ:t4g.micro
- キーペア:新規作成して.pemを保存
- セキュリティグループ:SSH(22番ポート)を自分のIPから許可
10. EC2インスタンス起動後の操作例(ターミナルで接続)
EC2インスタンスが起動したら、次のようにしてSSH接続できます(Mac/Linuxの場合)。
chmod 400 your-key.pem
ssh -i your-key.pem ec2-user@インスタンスのパブリックIP
WindowsのPowerShellでも同様ですが、パスの表記やファイル拡張子に注意してください。
11. まとめ
AWS EC2インスタンスの作成と起動は、クラウド初心者が最初に体験する大切なステップです。この記事では、AWSアカウントの作成から始まり、EC2ダッシュボードの操作、インスタンスタイプやAMIの選択、キーペアの生成、セキュリティグループの設定、そして起動後のSSH接続まで、EC2構築の流れを丁寧に解説しました。
とくに、インスタンスタイプの選択とセキュリティグループの設定は重要なポイントです。選ぶインスタンスによって月額料金が大きく変わりますし、セキュリティグループを誤ると外部から接続できなくなる原因にもなります。また、初心者の方には「Amazon Linux 2023」と「t4g.micro」の組み合わせが人気で、無料利用枠を活用しやすいです。
起動後に必要となるSSH接続も、.pemファイルの保存場所やパーミッション設定を正しく行えば、比較的簡単に行えます。今後はこのEC2インスタンス上にWebサーバーを立てたり、Dockerを入れて開発環境を構築したりと、さまざまな応用が可能になります。
下記は、JavaでEC2構成の条件を変数で扱うシンプルな例です。実際にAWSへ接続するわけではありませんが、構成をプログラム的に管理するイメージを掴むのに役立ちます。
public class EC2InstanceConfig {
public static void main(String[] args) {
String ami = "Amazon Linux 2023";
String instanceType = "t4g.micro";
String keyPair = "my-key.pem";
String securityGroup = "allow-ssh-from-my-ip";
System.out.println("AMI: " + ami);
System.out.println("インスタンスタイプ: " + instanceType);
System.out.println("キーペア: " + keyPair);
System.out.println("セキュリティグループ: " + securityGroup);
}
}
EC2の構築手順は一度覚えれば、他のAWSサービス(RDS、S3、Lambdaなど)を活用するときにも非常に役立ちます。今回学んだ「EC2インスタンスの作成・起動」は、クラウドエンジニアへの第一歩です。今後はインフラ構成を自動化するCloudFormationや、IaC(Infrastructure as Code)ツールの習得にもつなげていけると良いでしょう。
今後も「EC2の使い方」「AWS初期設定」「インスタンス起動トラブルの対処法」「Linux操作の基礎」などをキーワードに、検索からスムーズに学習できるよう準備していきましょう。
生徒
「EC2インスタンスを作るって聞いて難しそうだと思ってたけど、意外と画面通りに進めれば簡単でした!」
先生
「そうですね。AWSは手順をしっかり守れば、誰でもクラウドサーバーを立ち上げられるのが魅力です。」
生徒
「インスタンスタイプとかAMIの選び方もわかってきた気がします。あとはセキュリティグループも重要なんですね。」
先生
「その通りです。次はEC2の中にApacheをインストールしてWebページを公開したり、RDSと連携したりすることもできますよ。」