カテゴリ: Javaの制御構造 更新日: 2025/04/04

Java の for 文とは?繰り返し処理をマスターしよう

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Java の for 文とは?繰り返し処理をマスターしよう

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「Java で同じ処理を何度も繰り返す方法はありますか?」

先輩

「あるよ!Java では for 文 を使うことで、指定した回数だけ繰り返し処理を実行できるんだ。」

新人

「for 文ってどんなものですか?」

先輩

「for 文を使うと、例えば「1 から 10 までの数字を表示する」といった処理を簡単に書けるよ。具体的に説明していこう!」

1. for 文とは?(基本的な説明)

1. for 文とは?(基本的な説明)
1. for 文とは?(基本的な説明)

Java の for 文 は、同じ処理を決められた回数だけ繰り返すための制御文です。

for 文の特徴

  • 繰り返しの回数をあらかじめ指定できる
  • ループの開始と終了の条件を明確に書ける
  • プログラムの処理を効率的にできる

例えば、「1 から 5 までの数字を順番に表示する」といった処理を for 文で書くと、短いコードで実現できます。

2. for 文の基本的な書き方

2. for 文の基本的な書き方
2. for 文の基本的な書き方

for 文を使って、繰り返し処理を実行する基本的な書き方を見てみましょう。

for 文の基本構文


public class ForExample {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 1; i <= 5; i++) { // 1 から 5 まで繰り返す
            System.out.println("現在の値: " + i);
        }
    }
}

現在の値: 1
現在の値: 2
現在の値: 3
現在の値: 4
現在の値: 5

for 文の構造

for 文は、以下の 3 つの部分で構成されます。

  • 初期化int i = 1):繰り返しの最初に 1 回だけ実行される
  • 条件i <= 5):この条件が true の間、ループを続ける
  • 更新i++):ループごとに i の値を 1 増やす

例えば、i = 1 からスタートし、i の値が 5 以下の間ループを続け、ループのたびに i を 1 増やします。

for 文のポイント

  • 繰り返す回数を明確に指定できる
  • ループの回数が決まっている場合に適している
  • 初期化、条件、更新を適切に書かないと、無限ループになる可能性がある

例えば、i++ を書かずに for 文を書くと、i の値が増えずに、無限にループしてしまいます。

3. for 文で数値を使った繰り返し処理を実装する

3. for 文で数値を使った繰り返し処理を実装する
3. for 文で数値を使った繰り返し処理を実装する

for 文を使うことで、数値を増やしながら繰り返し処理を実行することができます。例えば、「1 から 10 までの数を表示する」プログラムを作成してみましょう。

数値の繰り返し処理の例


public class NumberLoop {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 1; i <= 10; i++) { // 1 から 10 まで繰り返す
            System.out.println("現在の数: " + i);
        }
    }
}

現在の数: 1
現在の数: 2
現在の数: 3
現在の数: 4
現在の数: 5
現在の数: 6
現在の数: 7
現在の数: 8
現在の数: 9
現在の数: 10

ポイント

  • for (int i = 1; i <= 10; i++) のように記述することで、1 から 10 までの範囲を指定できる
  • ループごとに i が 1 ずつ増加する
  • ループが終わると i の値は 10 を超えるので、繰り返しが終了する

この方法を使うことで、特定の範囲の数値を扱う処理を簡単に記述できます。

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4. for 文で文字列を繰り返し処理する(文字を1文字ずつ表示)

4. for 文で文字列を繰り返し処理する(文字を1文字ずつ表示)
4. for 文で文字列を繰り返し処理する(文字を1文字ずつ表示)

for 文を使って、文字列の各文字を 1 文字ずつ処理することも可能です。例えば、「Hello」という単語の各文字を 1 文字ずつ表示するプログラムを作ってみましょう。

文字列を1文字ずつ表示する for 文の例


public class CharLoop {
    public static void main(String[] args) {
        String text = "Hello";
        
        for (int i = 0; i < text.length(); i++) { // 文字列の長さまで繰り返す
            System.out.println("文字: " + text.charAt(i));
        }
    }
}

文字: H
文字: e
文字: l
文字: l
文字: o

ポイント

  • text.length() を使って、文字列の長さ分ループする
  • text.charAt(i) を使うことで、i 番目の文字を取得できる
  • この方法を使うと、文字列の各文字に対して処理を行える

例えば、パスワードチェックなどで 1 文字ずつ解析する場合にも応用できます。

5. for 文で変数を使って繰り返しの回数を変更する

5. for 文で変数を使って繰り返しの回数を変更する
5. for 文で変数を使って繰り返しの回数を変更する

for 文の繰り返し回数を事前に決めず、変数を使って柔軟に変更することも可能です。例えば、ユーザーが指定した回数だけメッセージを表示するプログラムを作ってみましょう。

変数を使って回数を変更する for 文の例


public class VariableLoop {
    public static void main(String[] args) {
        int repeatCount = 3; // 繰り返し回数を変数で設定
        
        for (int i = 1; i <= repeatCount; i++) {
            System.out.println("これは " + i + " 回目のメッセージです。");
        }
    }
}

これは 1 回目のメッセージです。
これは 2 回目のメッセージです。
これは 3 回目のメッセージです。

ポイント

  • 繰り返し回数を変数 repeatCount で管理
  • 変数の値を変更すれば、簡単にループの回数を変えられる
  • 動的にループ回数を決定できるため、さまざまな場面で活用可能

この方法を使えば、ループの回数をプログラムの途中で変更できるので、柔軟な繰り返し処理を作成できます。

6. for 文を使って数の合計を求める(累積計算)

6. for 文を使って数の合計を求める(累積計算)
6. for 文を使って数の合計を求める(累積計算)

for 文を使うことで、数値を順番に足して合計を求めることができます。例えば、「1 から 10 までの合計」を求めるプログラムを作成してみましょう。

for 文で合計を計算する例


public class SumExample {
    public static void main(String[] args) {
        int sum = 0;

        for (int i = 1; i <= 10; i++) { // 1 から 10 まで繰り返す
            sum += i; // sum に i を加算
        }

        System.out.println("1 から 10 までの合計: " + sum);
    }
}

1 から 10 までの合計: 55

ポイント

  • sum という変数を用意し、0 からスタートさせる
  • for 文の中で sum += i のようにして数値を加算する
  • ループが終了すると、すべての数値を足した結果が sum に入る

この方法を使えば、1 から 100 までの合計や、特定の範囲の数値の合計を求めることも簡単にできます。

7. for 文を使った応用例(九九の表を表示する)

7. for 文を使った応用例(九九の表を表示する)
7. for 文を使った応用例(九九の表を表示する)

for 文を使うことで、九九の表を表示することができます。九九は、1 から 9 までの掛け算を表にしたもので、for 文を使えば簡単に作成できます。

九九の表を表示する for 文の例


public class MultiplicationTable {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 1; i <= 9; i++) { // 1 から 9 までの段
            for (int j = 1; j <= 9; j++) { // 1 から 9 までの数
                System.out.print(i * j + "\t");
            }
            System.out.println(); // 改行
        }
    }
}

1	2	3	4	5	6	7	8	9	
2	4	6	8	10	12	14	16	18	
3	6	9	12	15	18	21	24	27	
4	8	12	16	20	24	28	32	36	
5	10	15	20	25	30	35	40	45	
6	12	18	24	30	36	42	48	54	
7	14	21	28	35	42	49	56	63	
8	16	24	32	40	48	56	64	72	
9	18	27	36	45	54	63	72	81	

ポイント

  • for 文を 2 重にすることで、すべての組み合わせを表示する
  • 掛け算の結果を System.out.print() で横並びに表示する
  • 1 行ずつ改行を入れるために、内側のループが終わるごとに System.out.println() を実行

この方法を使えば、九九の表を簡単に作成できるだけでなく、他の計算表にも応用できます。

8. 練習問題:for 文を使ったプログラムを作ろう

8. 練習問題:for 文を使ったプログラムを作ろう
8. 練習問題:for 文を使ったプログラムを作ろう

for 文を使った練習問題に挑戦してみましょう。次のプログラムを作成してみてください。

練習問題 1: 偶数だけを表示する

1 から 20 までの数のうち、偶数だけを表示するプログラムを作成してください。


public class EvenNumbers {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 2; i <= 20; i += 2) { // 2 ずつ増やす
            System.out.println(i);
        }
    }
}

2
4
6
8
10
12
14
16
18
20

練習問題 2: 三角形のパターンを作る

for 文を使って、以下のような三角形のパターンを表示するプログラムを作成してください。


*
**
***
****
*****

public class TrianglePattern {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 1; i <= 5; i++) { // 行数のループ
            for (int j = 1; j <= i; j++) { // * の数を決めるループ
                System.out.print("*");
            }
            System.out.println(); // 改行
        }
    }
}

*
**
***
****
*****

練習問題 3: 数の累乗を計算する

for 文を使って、2 の累乗を計算するプログラムを作成してください。


public class PowerOfTwo {
    public static void main(String[] args) {
        int base = 2;
        int exponent = 5;
        int result = 1;

        for (int i = 1; i <= exponent; i++) {
            result *= base; // result に base を掛ける
        }

        System.out.println(base + " の " + exponent + " 乗は " + result + " です。");
    }
}

2 の 5 乗は 32 です。

まとめ

for 文を使うことで、繰り返し処理を簡単に実装できます。数の合計を求めたり、九九の表を作ったり、パターンを表示したりすることができます。いろいろなパターンで練習しながら、for 文の使い方をしっかりと身につけましょう。

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