カテゴリ: AWS VPC 更新日: 2025/08/06

【AWS】VPCのインターネットゲートウェイとは?通信経路と料金の注意点

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【AWS】VPCのインターネットゲートウェイとは?通信経路と料金の注意点

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSのVPCでインターネットゲートウェイって何ですか?なぜ必要なんでしょう?」

先生

「インターネットゲートウェイは、VPC内のリソースがインターネットと通信するための入り口のような役割を持っています。これがないと外部とやり取りができません。」

生徒

「なるほど。でも通信の仕組みや料金のことも気になります。教えてください!」

先生

「では、インターネットゲートウェイの役割から通信経路、そして利用時の料金の注意点まで、わかりやすく説明していきますね。」

1. インターネットゲートウェイとは?

1. インターネットゲートウェイとは?
1. インターネットゲートウェイとは?

インターネットゲートウェイ(Internet Gateway)は、AWSのVPC(Virtual Private Cloud)に設置する仮想的なルーターの一種です。これを使うことで、VPC内のEC2インスタンスなどのリソースがインターネットと双方向に通信できるようになります。

例えば、Webサーバーを公開したい場合、このインターネットゲートウェイをVPCにアタッチし、ルートテーブルを設定することで外部からのアクセスを可能にします。

2. インターネットゲートウェイがないとどうなる?

2. インターネットゲートウェイがないとどうなる?
2. インターネットゲートウェイがないとどうなる?

インターネットゲートウェイがVPCに存在しない、またはVPCにアタッチされていないと、VPC内のリソースはインターネットにアクセスできません。つまり、外部のウェブサイトを利用したり、外部からの通信を受け取ったりできなくなります。

また、VPC内のプライベートサブネットから外部へ通信したい場合も、インターネットゲートウェイの代わりにNATゲートウェイなどが必要になります。

3. インターネットゲートウェイの通信経路の仕組み

3. インターネットゲートウェイの通信経路の仕組み
3. インターネットゲートウェイの通信経路の仕組み

インターネットゲートウェイは、VPC内のサブネットのルートテーブルに設定されます。例えば、パブリックサブネットのルートテーブルには、以下のようなルールが追加されます。


0.0.0.0/0 → igw-xxxxxxxx
    

これにより、全てのインターネット向けのトラフィックがインターネットゲートウェイを経由して出て行きます。インターネットゲートウェイはNAT機能を持たず、双方向の通信を可能にします。

また、パブリックIPアドレスやElastic IPを持つインスタンスが、この経路を使ってインターネットと通信します。

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4. インターネットゲートウェイの設定方法

4. インターネットゲートウェイの設定方法
4. インターネットゲートウェイの設定方法

AWSマネジメントコンソールでの設定は簡単です。手順は以下の通りです。

  1. VPCサービスの「インターネットゲートウェイ」から新規作成
  2. 作成したインターネットゲートウェイを対象のVPCにアタッチ
  3. パブリックサブネットのルートテーブルに「0.0.0.0/0」宛のルートを追加し、ターゲットをインターネットゲートウェイに設定
  4. EC2インスタンスにパブリックIPを割り当てるか、Elastic IPをアタッチ

これでインターネットアクセスが可能になります。

5. インターネットゲートウェイの料金についての注意点

5. インターネットゲートウェイの料金についての注意点
5. インターネットゲートウェイの料金についての注意点

インターネットゲートウェイ自体の利用には料金はかかりません。しかし、インターネット経由で送受信するデータ通信量にはAWSのデータ転送料金が発生します。

特に、インターネットに送信するアウトバウンド通信には課金されることが多いため、通信量が多い場合は費用に注意が必要です。

また、インターネットゲートウェイを介した通信で発生する転送費用は、VPC内のサブネットのタイプや通信相手の場所によって変わります。AWSの公式料金ページで最新の料金を確認しましょう。

6. インターネットゲートウェイを使う上でのベストプラクティス

6. インターネットゲートウェイを使う上でのベストプラクティス
6. インターネットゲートウェイを使う上でのベストプラクティス
  • 不要な場合はインターネットゲートウェイをアタッチしない。プライベートなリソースは外部通信を制限する。
  • パブリックサブネットのルートテーブルは慎重に管理し、必要な通信のみ許可する。
  • 通信コストを把握し、不要なデータ送信を控える。
  • NATゲートウェイやVPNと組み合わせてセキュリティを強化する。

7. よくある質問(FAQ)

7. よくある質問(FAQ)
7. よくある質問(FAQ)

Q1: インターネットゲートウェイとNATゲートウェイの違いは?
A: インターネットゲートウェイはVPCとインターネットを双方向に接続します。NATゲートウェイはプライベートサブネットのインスタンスがインターネットへ出る際に使いますが、外部からの通信は受け付けません。

Q2: インターネットゲートウェイに料金はかかりますか?
A: インターネットゲートウェイ自体の料金は無料ですが、通信したデータ量に対して転送料金が発生します。

Q3: インターネットゲートウェイの設定を間違えるとどうなりますか?
A: インターネットに接続できなくなる、または不要なトラフィックが発生する可能性があります。適切なルートテーブル設定が重要です。

8. まとめの代わりに知っておきたいポイント

8. まとめの代わりに知っておきたいポイント
8. まとめの代わりに知っておきたいポイント

インターネットゲートウェイはAWS VPCで外部と通信するための重要な役割を持っています。正しい設定を理解し、通信経路と料金を把握することで、安定したクラウド運用とコスト管理が可能になります。

これからAWSのネットワーク設計を学ぶ方は、まずインターネットゲートウェイの仕組みと役割をしっかり覚えましょう。

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