FlutterでWindowsアプリを作ろう!初心者向け開発手順とコツを徹底解説
生徒
「Flutterでスマホアプリを作ったことはあるんですが、Windows用のアプリも作れるんですか?」
先生
「はい、Flutterはモバイルアプリだけでなく、Windows向けのネイティブアプリも開発できますよ。実際に多くの企業や個人開発者がFlutterでWindowsアプリを作っています。」
生徒
「おぉ!でもWindowsアプリ開発って難しそうなイメージがあるんですが…」
先生
「Flutterを使えば、Dartで書いたコードをそのままWindowsアプリに変換できるので、思ったよりずっと簡単ですよ。それでは、FlutterでWindowsアプリを開発する手順とコツを丁寧に解説していきましょう!」
1. Flutter Windowsアプリ開発とは?
Flutter Windowsアプリ開発とは、Googleが開発したUIフレームワーク「Flutter」を使って、Windows OS上で動作するネイティブアプリを構築する方法です。FlutterはDart言語で記述し、マルチプラットフォームに対応しているのが特徴です。
Windowsアプリ開発では、Flutterが内部的にC++で記述されたコードと連携し、Windows用の実行ファイル(.exe)を生成します。つまり、Webアプリとは異なり、ユーザーのパソコン上で直接動作するアプリになります。
2. Windows向けFlutterアプリ開発に必要な環境
FlutterでWindowsアプリを開発するには、以下の開発環境を整える必要があります。
- 64bit版のWindows 10 または 11
- Flutter SDK(最新バージョン)
- Visual Studio(※Codeではなく、Visual Studio 2022)
- 「C++によるデスクトップ開発」ワークロードをVisual Studioでインストール
- Android StudioやVS Codeなどのエディタ(Dartプラグイン必須)
FlutterでWindowsアプリをビルドするには、C++のビルドツールが必要になるため、Visual Studioの導入は必須です。
3. Windows開発用にFlutterを設定する
Flutter SDKをインストールしたあと、以下のコマンドでWindows開発を有効化します。
flutter config --enable-windows-desktop
設定が正しくできているか確認するには、次のコマンドを使います。
flutter doctor
出力結果の中に [✓] Windows と表示されればOKです。Visual Studioのインストールが不足している場合はここで警告が出ます。
4. Windows対応Flutterプロジェクトを作る手順
Flutterで新規プロジェクトを作成する手順は次の通りです。
flutter create flutter_windows_app
cd flutter_windows_app
すでに作成済みのFlutterプロジェクトでも、windows/ディレクトリが含まれていれば、Windows向けにビルドが可能です。
5. FlutterでWindowsアプリを実行・ビルドする
作成したプロジェクトは、以下のコマンドで実行できます。
flutter run -d windows
リリースビルドを作成したい場合は、以下のコマンドを使用します。
flutter build windows
これにより、build/windows/runner/Release/ フォルダ内に実行可能な .exe ファイルが生成されます。
6. Windowsアプリ開発で知っておきたいコツ
FlutterでWindowsアプリを快適に開発するためのコツをいくつか紹介します。
- パフォーマンス対策:画像の最適化やアセットの圧縮を意識する
- ネイティブ連携:MethodChannelを使ってC++やWindows APIとやりとり可能
- 状態管理:ProviderやRiverpodを使うとデータの管理が楽
- ファイル操作:Dartの
dart:ioパッケージでファイルの読み書きができる
また、Flutterはホットリロードに対応しているため、UIの確認もリアルタイムで行えます。
7. よくあるエラーとその対処法
Windows向けFlutterアプリ開発では、以下のようなエラーに遭遇することがあります。
- Visual Studio関連のエラー:ビルドツールやC++拡張が不足している
- ファイルアクセス権限:管理者権限で実行することで解決するケースが多い
- 未対応プラグイン:一部のパッケージはまだWindows対応が進んでいない
flutter doctorでのチェックと、公式ドキュメントの参照がトラブル解決の近道です。
8. Flutter Windowsアプリの活用シーン
Flutter Windowsアプリは以下のようなシーンで活躍します。
- 業務用の社内ツール(在庫管理・日報入力など)
- 個人向けのライフログアプリやメモ帳アプリ
- 既存のFlutterモバイルアプリのデスクトップ対応
- スタートアップのプロトタイピングやMVP開発
一つのコードベースでスマホとPCの両方に対応できるFlutterは、コスト削減と開発効率化に非常に有効です。