カテゴリ: Javaの変数・データ型 更新日: 2025/03/23

Java の変数とは?プログラムにデータを保存する仕組み

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Java の変数とは?プログラムにデータを保存する仕組み

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「Java の変数って何ですか?どういうときに使うんでしょうか?」

先輩

「変数とは、プログラムの中でデータを保存しておくための箱のようなものだよ。例えば、数字や文字を保存して、後で使うことができるんだ。」

新人

「なるほど、データを保存するための箱みたいなものなんですね! 具体的にはどんなふうに使うんですか?」

先輩

「それじゃあ、Java の変数について詳しく見ていこう!」

1. 変数とは?(基本的な説明)

1. 変数とは?(基本的な説明)
1. 変数とは?(基本的な説明)

変数とは、プログラム内でデータを一時的に保存するための入れ物です。変数を使うことで、データを記憶しながらプログラムを実行できます。

例えば、足し算をするプログラムを考えてみましょう。数値を直接書くのではなく、変数に保存して計算することで、より柔軟なプログラムを作ることができます。

変数を使わない場合


public class SumExample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println(10 + 20);
    }
}

このコードは 10 と 20 を直接足し算して表示していますが、別の値を使いたいときに変更が大変です。

変数を使う場合


public class SumExample {
    public static void main(String[] args) {
        int a = 10;
        int b = 20;
        int sum = a + b;
        System.out.println(sum);
    }
}

変数 ab に値を保存することで、後から変更しやすくなります。

2. 変数を使うメリット(プログラムでの活用例)

2. 変数を使うメリット(プログラムでの活用例)
2. 変数を使うメリット(プログラムでの活用例)

変数を使うと、プログラムをより柔軟に設計できるようになります。主なメリットを見ていきましょう。

1. データの再利用ができる

一度変数に値を保存すれば、何度でも使えます。例えば、名前を保存して、複数の場所で使うことができます。


public class NameExample {
    public static void main(String[] args) {
        String name = "田中";
        System.out.println("こんにちは、" + name + "さん!");
        System.out.println(name + "さん、Java の勉強を始めましょう!");
    }
}

2. 計算結果を保存できる

計算結果を変数に保存しておけば、後から使うことができます。


public class CalculationExample {
    public static void main(String[] args) {
        int price = 1000;
        int quantity = 3;
        int total = price * quantity;
        System.out.println("合計金額: " + total + "円");
    }
}

3. 変数の値を更新できる

プログラムの途中で変数の値を変更することもできます。


public class UpdateVariableExample {
    public static void main(String[] args) {
        int count = 0;
        System.out.println("初期値: " + count);
        
        count = 5; // 値を変更
        System.out.println("更新後の値: " + count);
    }
}

4. 文字をつなげて使う

変数を使うことで、文字列をつなげて表示することも簡単になります。


public class GreetingExample {
    public static void main(String[] args) {
        String greeting = "こんにちは";
        String name = "佐藤";
        String message = greeting + "、" + name + "さん!";
        System.out.println(message);
    }
}

このように、変数を使うことでプログラムの柔軟性が大きく向上します。

3. Java の変数の基本的な使い方(実際のコード例)

3. Java の変数の基本的な使い方(実際のコード例)
3. Java の変数の基本的な使い方(実際のコード例)

変数の基本を学んだところで、実際に Java のコードを書いて、変数の使い方を確認してみましょう。

変数を使って値を表示する

まずは、変数に数値や文字列を保存して、それを画面に表示する簡単なプログラムを書いてみます。


public class VariableExample {
    public static void main(String[] args) {
        int number = 10;
        String message = "こんにちは、Java!";
        
        System.out.println("数値: " + number);
        System.out.println("メッセージ: " + message);
    }
}

実行結果


数値: 10
メッセージ: こんにちは、Java!

このように、変数を使えば、データを簡単に管理し、再利用できます。

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4. 変数の種類と特徴(int, double, String など)

4. 変数の種類と特徴(int, double, String など)
4. 変数の種類と特徴(int, double, String など)

Java にはいくつかの変数の種類(データ型)があり、それぞれ異なる種類のデータを扱います。

主なデータ型

  • int(整数型) - 整数を保存できる(例: 10, 100, -5)
  • double(浮動小数点型) - 小数を保存できる(例: 3.14, -0.5, 100.0)
  • char(文字型) - 1 文字を保存できる(例: 'A', '9', 'あ')
  • String(文字列型) - 複数の文字を保存できる(例: "こんにちは", "Java")
  • boolean(真偽値型) - true(真)または false(偽)を保存できる

変数の種類ごとのサンプルコード


public class DataTypeExample {
    public static void main(String[] args) {
        int age = 25;
        double height = 175.5;
        char grade = 'A';
        String name = "田中";
        boolean isStudent = true;
        
        System.out.println("年齢: " + age);
        System.out.println("身長: " + height);
        System.out.println("成績: " + grade);
        System.out.println("名前: " + name);
        System.out.println("学生: " + isStudent);
    }
}

実行結果


年齢: 25
身長: 175.5
成績: A
名前: 田中
学生: true

データ型を正しく選ぶことで、適切な値を扱うことができます。

5. 変数の宣言と代入の方法

5. 変数の宣言と代入の方法
5. 変数の宣言と代入の方法

Java では、変数を使う前に「宣言」を行い、値を「代入」する必要があります。

変数の宣言

変数を使うには、まず「データ型」と「変数名」を指定して宣言します。


int number;
String message;

変数の代入

宣言した変数には、値を代入できます。


number = 10;
message = "こんにちは!";

変数の宣言と代入を同時に行う

ほとんどの場合、変数は宣言と同時に値を代入します。


int number = 10;
String message = "こんにちは!";

サンプルコード


public class VariableDeclaration {
    public static void main(String[] args) {
        int score = 85;
        double temperature = 36.5;
        String greeting = "おはようございます!";
        
        System.out.println("得点: " + score);
        System.out.println("体温: " + temperature);
        System.out.println("挨拶: " + greeting);
    }
}

実行結果


得点: 85
体温: 36.5
挨拶: おはようございます!

変数の宣言と代入をしっかり理解し、プログラムをより自由に作れるようにしましょう!

6. 変数を使った簡単なプログラムの作成

6. 変数を使った簡単なプログラムの作成
6. 変数を使った簡単なプログラムの作成

変数の使い方を理解するために、実際に簡単なプログラムを作成してみましょう。

数値を使った計算プログラム

変数を使って、商品の価格と個数を掛け算し、合計金額を計算するプログラムを書いてみます。


public class TotalPrice {
    public static void main(String[] args) {
        int price = 500; // 商品の価格
        int quantity = 3; // 商品の個数
        int total = price * quantity; // 合計金額の計算

        System.out.println("商品の価格: " + price + "円");
        System.out.println("商品の個数: " + quantity);
        System.out.println("合計金額: " + total + "円");
    }
}

実行結果


商品の価格: 500円
商品の個数: 3
合計金額: 1500円

このように、変数を使うことで、数値を簡単に管理しながら計算を行うことができます。

文字列を組み合わせるプログラム

次に、名前とメッセージを組み合わせて、挨拶をするプログラムを書いてみましょう。


public class Greeting {
    public static void main(String[] args) {
        String name = "山田"; // 名前
        String greeting = "こんにちは"; // 挨拶の言葉

        System.out.println(greeting + "、" + name + "さん!");
    }
}

実行結果


こんにちは、山田さん!

変数を使えば、文字列を組み合わせて柔軟にメッセージを作成できます。

7. 変数を使うときの注意点(初期化・スコープなど)

7. 変数を使うときの注意点(初期化・スコープなど)
7. 変数を使うときの注意点(初期化・スコープなど)

変数を使う際には、いくつかの注意点があります。ここでは、特に重要な「変数の初期化」と「変数のスコープ」について説明します。

変数の初期化

Java では、変数を使う前に必ず初期化(値を入れること)しなければなりません。


public class InitializationExample {
    public static void main(String[] args) {
        int number; // 変数を宣言(初期化していない)
        // System.out.println(number); // エラー!初期化されていないため

        number = 10; // 初期化
        System.out.println("数値: " + number);
    }
}

変数を宣言しただけでは使えません。必ず最初に値を入れるようにしましょう。

変数のスコープ

「スコープ」とは、変数が使える範囲のことです。Java では、変数を宣言した場所によって、どこで使えるかが決まります。

メソッド内でのスコープ

メソッドの中で宣言された変数は、そのメソッド内でしか使えません。


public class ScopeExample {
    public static void main(String[] args) {
        int number = 10; // この変数は main メソッドの中でしか使えない
        System.out.println("数値: " + number);
    }

    public static void anotherMethod() {
        // System.out.println(number); // エラー!このメソッドでは使えない
    }
}

変数のスコープを意識しながらプログラムを書くことで、エラーを防ぐことができます。

8. 変数を適切に使うためのポイント

8. 変数を適切に使うためのポイント
8. 変数を適切に使うためのポイント

最後に、変数を適切に使うためのポイントをまとめます。

1. わかりやすい変数名をつける

変数の名前は、何の値を保存しているのか分かりやすいものにしましょう。


// 悪い例(意味が分かりにくい)
int x = 100;
String y = "こんにちは";

// 良い例(何のデータか分かりやすい)
int itemPrice = 100;
String greetingMessage = "こんにちは";

2. 必要なときだけ変数を作る

不要な変数を作ると、プログラムが複雑になってしまいます。シンプルにすることを意識しましょう。

3. 変数を適切な場所で使う

変数のスコープを意識し、必要な場所だけで使うようにしましょう。

4. データ型を適切に選ぶ

数値なら intdouble、文字なら String など、適切なデータ型を選びましょう。

まとめ

変数は、Java のプログラムを作るうえでとても重要な仕組みです。適切に変数を使いこなせるようになれば、プログラムをスムーズに作ることができるようになります。

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