カテゴリ: AWS EC2 更新日: 2026/01/20

EC2のセキュリティグループとは?Inbound/Outboundルールを初心者向けに徹底解説!

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EC2のセキュリティグループとは?Inbound/Outboundのルールを徹底解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「EC2にセキュリティグループっていうのがあるんですが、これは一体何をするものなんですか?」

先生

「セキュリティグループは、EC2インスタンスに対してどの通信を許可するか、または拒否するかを設定できるAWSのファイアウォールのようなものです。」

生徒

「なるほど……じゃあ、どんなルールがあるんですか?」

先生

「それでは、セキュリティグループのInboundルール(受信)とOutboundルール(送信)の違いや使い方について詳しく説明していきましょう。」

1. セキュリティグループとは?

1. セキュリティグループとは?
1. セキュリティグループとは?

AWS EC2におけるセキュリティグループ(Security Group)は、仮想的なファイアウォールの役割を果たします。インスタンスごとに割り当てられ、どの通信を許可するかをインバウンド(受信)アウトバウンド(送信)のルールで制御します。

セキュリティグループのルールでは、許可する通信だけを指定します。拒否ルールは存在しません。つまり、指定がなければ通信は自動的に拒否されます。

2. インバウンドルールとは?

2. インバウンドルールとは?
2. インバウンドルールとは?

インバウンドルール(Inbound Rule)は、外部からEC2インスタンスへの接続を制御する設定です。

たとえば、EC2でWebサーバー(ApacheやNginx)を立てた場合、HTTPポートである80番を開けなければ、インターネットからのアクセスができません。

以下はよく使われるインバウンドルールの例です。

  • TCP ポート 22(SSH): 管理者がターミナルからアクセス
  • TCP ポート 80(HTTP): Web サイトを公開
  • TCP ポート 443(HTTPS): SSL通信で安全にWebサイトを公開

3. アウトバウンドルールとは?

3. アウトバウンドルールとは?
3. アウトバウンドルールとは?

アウトバウンドルール(Outbound Rule)は、EC2インスタンスから外部に向けて送信する通信を制御する設定です。

デフォルトでは、すべてのアウトバウンド通信が許可されています。たとえば、EC2インスタンス内からインターネットに接続して、外部APIを叩いたり、アップデートしたりする通信は通常許可されています。

セキュリティを高めたい場合は、必要なアウトバウンド通信だけを許可して、他はブロックする設定にすることも可能です。

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4. セキュリティグループのルール設定画面の見方

4. セキュリティグループのルール設定画面の見方
4. セキュリティグループのルール設定画面の見方

EC2インスタンス作成時や後からでも、AWSマネジメントコンソール上でセキュリティグループを設定できます。ルールの追加や削除も簡単です。

ルールを追加するときには、以下の情報を指定します。

  • タイプ(Type): SSH, HTTP, HTTPS などの用途
  • プロトコル(Protocol): TCP, UDP など
  • ポート範囲(Port Range): 通信に使用するポート番号
  • 送信元/宛先(Source/Destination): 許可するIPアドレスやセキュリティグループ

5. セキュリティグループの設定例

5. セキュリティグループの設定例
5. セキュリティグループの設定例

たとえば、次のような設定が一般的です。

  • SSH(TCP 22): 自分の固定IPのみ許可
  • HTTP(TCP 80): 0.0.0.0/0(すべてのIPアドレス)からのアクセスを許可
  • HTTPS(TCP 443): 0.0.0.0/0 からのアクセスを許可

これにより、Webサイトは公開されつつも、SSH接続は安全なIPのみに制限できます。

6. セキュリティグループとネットワークACLの違い

6. セキュリティグループとネットワークACLの違い
6. セキュリティグループとネットワークACLの違い

AWSにはネットワークACL(アクセスコントロールリスト)というもう1つの通信制御機能がありますが、セキュリティグループとは以下の点で異なります。

  • セキュリティグループ: インスタンス単位で設定 / ステートフル(戻りの通信は自動で許可)
  • ネットワークACL: サブネット単位で設定 / ステートレス(戻りの通信も明示的に許可が必要)

初心者はまずセキュリティグループの理解を優先するのがオススメです。

7. セキュリティグループのベストプラクティス

7. セキュリティグループのベストプラクティス
7. セキュリティグループのベストプラクティス

セキュリティグループを設定する際は、以下のようなベストプラクティスを意識しましょう。

  • 必要最小限のポートだけを開放する
  • 0.0.0.0/0(全世界)へのSSH許可は避ける
  • 説明欄(Description)に用途を記載しておく
  • ルールが多くなったら不要なものを整理する
  • 複数のインスタンスで共通ルールがあれば、セキュリティグループを再利用する

8. セキュリティグループに関するよくある質問

8. セキュリティグループに関するよくある質問
8. セキュリティグループに関するよくある質問

Q. セキュリティグループを後から変更しても反映されますか?

A. はい、リアルタイムで反映されます。EC2を再起動する必要はありません。

Q. セキュリティグループは複数のインスタンスで共有できますか?

A. はい、同じセキュリティグループを複数のインスタンスに割り当てることができます。

Q. セキュリティグループのログは確認できますか?

A. セキュリティグループ自体にログ機能はありません。ログを取りたい場合はVPC Flow Logsを活用しましょう。

9. まとめ

9. まとめ
9. まとめ

今回の記事では、AWS EC2のセキュリティグループについて、初心者の方にも理解しやすいように、基礎から実践的な内容までを丁寧に解説しました。セキュリティグループは、EC2インスタンスを守る仮想ファイアウォールとしての役割を持ち、通信を制御する重要な機能です。

セキュリティグループにはインバウンドルール(受信)アウトバウンドルール(送信)があり、AWSでは「許可する通信だけを明示的に設定」することが基本となります。特にインバウンドルールは、サーバーへの外部アクセスの安全性に直結するため、非常に重要です。

例えば、Webサーバーを構築するなら、HTTP(ポート80)やHTTPS(ポート443)を開放し、SSH(ポート22)は信頼できるIPアドレスからのみアクセスを許可することで、セキュリティを高めることができます。

また、セキュリティグループはEC2インスタンスだけでなく、RDS(データベース)やELB(ロードバランサー)などにも利用できるため、AWS全体のセキュリティ設計に直結する基礎知識といえます。

以下に、よくあるセキュリティグループ設定例を文章で再確認してみましょう。

  • SSH (TCP 22): 管理者がターミナルからアクセスするために使用。信頼できる固定IPアドレス(例: 203.0.113.1/32)からのみ許可する。
  • HTTP (TCP 80): Webサーバーでサイトを公開するために使用。全世界からアクセスを受け付ける場合は「0.0.0.0/0」を指定。
  • HTTPS (TCP 443): SSL化された安全な通信を行うWebサイト用。HTTPと同様、世界中からアクセスを受け付けるには「0.0.0.0/0」。

ルールの編集はAWSマネジメントコンソールからリアルタイムに行うことができ、反映も即時です。設定ミスによる接続トラブルを避けるためにも、説明欄に用途や変更理由を記載するなど、わかりやすい運用が重要です。

最後にもう一度確認しましょう。セキュリティグループは、

  • 通信の「許可のみ」を設定する(拒否ルールはない)
  • インスタンス単位で適用される
  • ステートフル(応答の通信は自動的に許可)
  • 複数インスタンスで共通のグループが使える
  • 設定変更は即時に反映される
先生と生徒の振り返り会話

生徒

「セキュリティグループの使い方がよくわかりました!AWS EC2では必須なんですね。」

先生

「そうですね。特にインバウンドルールはアクセス制御の要になりますから、意識して設定しましょう。」

生徒

「SSHを0.0.0.0/0にしちゃうと危険だから、自分のIPだけに制限するんですね。」

先生

「その通り。アクセス元を制限するだけで、セキュリティはぐっと向上します。」

生徒

「ネットワークACLとの違いも整理できました。セキュリティグループはステートフル、ACLはステートレスですね!」

先生

「よく覚えていましたね。これからVPCやRDSの構成をするときにも、今日の知識が役立ちますよ。」

この記事を読んだ人からの質問

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プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

EC2のセキュリティグループとは何ですか?ファイアウォールと何が違うのですか?

EC2のセキュリティグループとは、AWS EC2インスタンスに対して通信を許可するかどうかを制御する仮想的なファイアウォール機能です。OSのファイアウォールとは異なり、AWSのネットワークレベルで動作し、インスタンスの前段で通信を制御するため、より安全で管理しやすいのが特徴です。
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