カテゴリ: AWS S3 更新日: 2025/12/13

【AWS】S3のアップロード方法まとめ!CLI・API・バッチ・Javaで徹底比較

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【AWS】S3のアップロード方法まとめ!CLI/API/バッチ/Javaなど徹底比較

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSのS3にファイルをアップロードする方法っていくつもあるって聞きました。CLIやAPI、Javaなど、どう違うんですか?」

先生

「そうですね。S3へのアップロードはAWS CLI、SDKを使ったAPI、Javaプログラム、バッチスクリプトなど複数の方法があります。それぞれ特徴や向いている場面が違うんですよ。」

生徒

「じゃあ、状況によって使い分けるのが大事ってことですか?」

先生

「その通りです。今回は初心者にもわかるように、それぞれのアップロード方法を詳しく解説していきましょう。」

1. AWS CLIでS3にアップロードする方法

1. AWS CLIでS3にアップロードする方法
1. AWS CLIでS3にアップロードする方法

AWS CLIは、コマンドラインから簡単にS3へのファイルアップロードができるツールです。AWS CLIをインストールし、aws configureでアクセスキーなどを設定しておけば、以下のようにコマンド一つでアップロードできます。


aws s3 cp ./localfile.txt s3://my-bucket/

複数ファイルやディレクトリをアップロードする場合は--recursiveオプションを使います。また、差分だけ同期する場合はaws s3 syncを使うのが効率的です。

2. AWS SDKを使ったAPIアップロード(Java例)

2. AWS SDKを使ったAPIアップロード(Java例)
2. AWS SDKを使ったAPIアップロード(Java例)

AWS SDKを使えば、プログラムから直接S3にファイルをアップロードできます。Javaの場合、AmazonS3クラスを利用します。これにより、システムの中にS3アップロード機能を組み込むことができます。


AmazonS3 s3Client = AmazonS3ClientBuilder.standard().withRegion("ap-northeast-1").build();
s3Client.putObject(new PutObjectRequest("my-bucket", "file.txt", new File("localfile.txt")));

APIを使うメリットは、自動処理やアプリケーション内でのファイル管理に柔軟に対応できることです。Webアプリから直接アップロードする場合や、アップロード前にデータ加工を行いたい場合に最適です。

3. バッチスクリプトでの自動アップロード

3. バッチスクリプトでの自動アップロード
3. バッチスクリプトでの自動アップロード

定期的にS3にファイルをアップロードする場合は、バッチスクリプトにCLIコマンドを組み込む方法が便利です。Linuxではcron、Windowsではタスクスケジューラを使って自動実行できます。


#!/bin/bash
aws s3 sync /var/data/ s3://my-bucket/data/ --delete

これにより、毎日決まった時間に自動でS3と同期できます。バックアップやログファイル転送などに多く利用されます。

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4. Javaからの大容量ファイルアップロード(マルチパート)

4. Javaからの大容量ファイルアップロード(マルチパート)
4. Javaからの大容量ファイルアップロード(マルチパート)

Java SDKには大容量ファイルを分割してアップロードするマルチパートアップロード機能があります。これを使えば、ネットワークの途切れにも強く、失敗時の再試行も可能です。


TransferManager tm = TransferManagerBuilder.standard().withS3Client(s3Client).build();
Upload upload = tm.upload("my-bucket", "largefile.zip", new File("largefile.zip"));
upload.waitForCompletion();

数GB以上のファイルや、アップロード時間が長くなるケースではこの方法が推奨されます。

5. AWSマネジメントコンソールからのアップロード

5. AWSマネジメントコンソールからのアップロード
5. AWSマネジメントコンソールからのアップロード

もっとも簡単なのはAWSマネジメントコンソールを使う方法です。ブラウザから直接S3バケットにアクセスし、「アップロード」ボタンを押してファイルを選択するだけでアップロードできます。

小規模なファイル転送や、非エンジニアのメンバーが使う場合に便利ですが、自動化や大量ファイル転送には不向きです。

6. 各アップロード方法の比較

6. 各アップロード方法の比較
6. 各アップロード方法の比較
方法 特徴 向いている場面
CLI シンプルなコマンド操作。スクリプト化しやすい。 開発者や運用担当者の手動/自動転送
API(Javaなど) アプリから直接制御可能。柔軟性が高い。 Webアプリや業務システムとの連携
バッチ 定期実行で自動化可能。 定期バックアップやログ送信
マネジメントコンソール GUIで直感的に操作可能。 少量ファイルの手動アップロード

7. 初心者へのおすすめ

7. 初心者へのおすすめ
7. 初心者へのおすすめ

初心者はまずAWS CLIでアップロードを試し、その後APIやバッチなど用途に応じた方法にステップアップするのがおすすめです。CLIとAPIの両方を理解しておくと、システム構築や運用の幅が広がります。

まとめ

まとめ
まとめ

AWSのS3にファイルをアップロードする方法は、CLI、API、バッチ、JavaのSDK、マネジメントコンソールなど多岐にわたり、それぞれの方法には異なる特性と利点があります。とくにクラウド環境の運用では、扱うデータの種類やアップロード頻度、システム構成、処理の自動化の有無などによって最適な方法を選ぶことが重要になります。今回の内容では、初心者でも理解しやすいように、実際のコマンドやJavaコードをもとに、それぞれのアップロード手段の特徴や使いどころを丁寧に整理しました。AWS CLIは手軽で強力な操作が可能で、特にログ転送や簡易的な運用に向いています。一方、Java SDKを使ったAPIアップロードはアプリケーションと直接連携でき、業務システムやWebアプリケーションの開発では欠かせない方法です。さらに、バッチスクリプトと組み合わせた定期実行は、日々のバックアップやファイル同期の自動化に役立ちます。大容量ファイルの扱いでは、マルチパートアップロードが極めて安定し、ネットワークの揺らぎがあっても確実にアップロードできるメリットがあります。これらを踏まえると、S3アップロードには幅広い選択肢があり、特性を理解することでより安全で効率的なデータ運用が実現できます。

また、AWSマネジメントコンソールを使った手動アップロードは、直感的な操作が魅力で、非エンジニアのメンバーでも迷わず使える手軽さが特徴です。少量ファイルのアップロードや緊急時の一時的な操作にも向いています。しかし大量のファイルや継続的なアップロードが必要なケースでは、CLIやAPIの自動化のほうが圧倒的に効率的です。現場の運用では、これらの手法を用途に応じて組み合わせることが多く、例えば定期バッチとAPIアップロードを併用したり、CLIで初期データを投入し、その後はJava SDKでシステム内からアップロードするといった柔軟な構成が求められます。今回の学習では、そういった実践的な視点からも理解が深まるよう、実際の場面で役立つ知識を盛り込みました。とくにS3アップロードの基本的な流れ、バケット構造、パス指定の考え方なども自然と理解できる構成になっています。

さらに、AWS CLIやJava SDKのコード例を読み解くことで、初心者でも「どう書けばS3へアップロードできるのか」を具体的にイメージできたはずです。AWSの学習では、実際のコードを自分で触りながら理解を積み重ねることが重要であり、その一歩として今回の内容は大きな助けになるでしょう。加えて、マルチパートアップロードの考え方や、TransferManagerを使った安定した大容量処理のメリットを知ることで、より実践的な運用設計にも踏み込めるようになります。これらの知識は、企業の大量データ処理やバックアップシステム構築において非常に価値のある内容です。

以下にサンプルとして、Javaでのマルチパートアップロードのコードをまとめて掲載します。Javaで業務システムを構築する場合には、このような実装が頻繁に登場します。


TransferManager tm = TransferManagerBuilder.standard()
        .withS3Client(s3Client)
        .build();

Upload upload = tm.upload("my-bucket", "bigdata.zip", new File("bigdata.zip"));
upload.waitForCompletion();
tm.shutdownNow();

このコードのように、TransferManagerを用いると複雑な処理を意識せずに大容量ファイルのアップロードを安全かつ高速に行えます。また、AWS CLIと連携させてサーバー上で動作させることで、バックエンドの自動処理をさらに強化することもできます。今回整理した内容をもとに、自分の用途や環境に合ったアップロード方法を選べるようになれば、AWSをより高度に活用するための基礎がしっかり身についたと言えるでしょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「S3のアップロードって、CLI、API、Java、バッチなど、いろんな方法があって最初は混乱していましたが、それぞれの特徴を理解したら使い分けが見えてきました!」

先生

「その気づきはとても大切ですよ。場面に合わせて方法を選ぶことで、効率的な運用が実現できます。とくに自動化や大容量ファイルの扱いでは、APIやマルチパートアップロードの理解が役立ちます。」

生徒

「TransferManagerの仕組みも分かりやすかったです!ネットワークが不安定でもアップロードが継続できる仕組みはすごく便利ですね。」

先生

「その通りです。AWSの提供するSDKには、開発者が安全にファイルを扱える工夫がたくさんあります。今回学んだ方法はどれも実務でよく使いますから、ぜひ手を動かしながら慣れていきましょう。」

生徒

「ありがとうございます!これでS3アップロードの方法を安心して使い分けられる気がします!」

この記事を読んだ人からの質問

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プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

AWS CLIを使ってS3にファイルをアップロードするにはどうすればいいですか?

AWS CLIを使えば、コマンドラインから簡単にS3にファイルをアップロードできます。まずはAWS CLIをインストールし、aws configureで認証情報を設定した上で、aws s3 cpコマンドを使ってアップロードできます。
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