FlutterのMVP・MVVMアーキテクチャの違いと使い分けを初心者向けに解説!
生徒
「Flutterで画面ごとのコードが増えてきて、どこに何を書いたらいいのか分からなくなってきました…」
先生
「そういうときは、MVPやMVVMといったアーキテクチャを取り入れるとコードが整理しやすくなりますよ。」
生徒
「MVPとMVVMって名前は知ってますけど、Flutterでも使えるんですか?それに何が違うんでしょうか?」
先生
「もちろんFlutterにも使えます。違いと使い分けのコツを、初心者でもわかるように解説していきましょう!」
1. MVPアーキテクチャとは?Flutterでの基本構造
MVP(Model-View-Presenter)は、UI(View)とロジック(Presenter)を分離して保守性を高めるアーキテクチャです。Flutterでも適用可能で、画面ごとにロジックを整理したいときに有効です。
- Model:データやビジネスロジック(API・DBなど)
- View:画面ウィジェット
- Presenter:Viewのロジック制御やModelとの橋渡し
特徴としては、Viewがロジックを直接持たず、Presenterが主導権を持つという点です。
2. MVVMアーキテクチャとは?Flutterでの役割分担
MVVM(Model-View-ViewModel)は、Flutterでも近年人気のあるアーキテクチャです。ProviderやRiverpodといった状態管理ライブラリと組み合わせることで、構造がすっきりします。
- Model:データと処理の本質
- View:Flutterウィジェット
- ViewModel:状態管理とUI更新の橋渡し
MVVMでは、ViewModelが状態とロジックを持ち、Viewはデータを監視するだけのシンプルな構成になります。
3. MVPとMVVMの違いをFlutterで比較
MVPとMVVMの大きな違いは、ロジックの流れとデータの結び付き方にあります。
| 項目 | MVP | MVVM |
|---|---|---|
| ロジックの場所 | Presenterが主導 | ViewModelが状態管理 |
| UIとの接続 | PresenterがViewにデータを渡す | ViewがViewModelを監視 |
| 状態管理 | 手動で更新 | 自動で反映(Providerなど) |
Flutterでは、MVVMの方が状態管理との親和性が高く、コード量も少なくなる傾向にあります。
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4. FlutterでのMVPアーキテクチャ実装例
以下は簡単なMVPの構成例です。
class CounterPresenter {
int _count = 0;
void increment(Function(int) onUpdated) {
_count++;
onUpdated(_count);
}
}
このように、PresenterはUIに依存せずロジックを処理し、Viewにコールバックで結果を渡します。
5. FlutterでのMVVMアーキテクチャ実装例
次にMVVMの例です。ChangeNotifierを使ってViewModelを構築します。
class CounterViewModel extends ChangeNotifier {
int _count = 0;
int get count => _count;
void increment() {
_count++;
notifyListeners();
}
}
UIではこのViewModelを監視して表示を自動更新できます。
6. FlutterアプリでのMVP・MVVMの使い分けのポイント
実際にFlutterアプリを開発する中で、どちらを採用するかは以下のような基準で選ぶと良いでしょう。
- シンプルな構成:MVPは構造が単純で導入しやすい
- 状態管理を重視:MVVMはProviderやRiverpodとの相性が抜群
- テストのしやすさ:どちらも分離されていればテスト可能だが、MVVMはより直感的
- 規模:中規模以上ならMVVMが推奨されるケースが多い
特にFlutter開発では、MVVM + Provider または MVVM + Riverpod の組み合わせが主流となっています。
7. 初心者がFlutterでアーキテクチャを学ぶステップ
- まずは
setStateでシンプルな画面遷移を学ぶ - 次にMVPを取り入れてロジックと画面を分離する
ProviderでMVVMの基礎を構築してみる- ViewModelに状態と処理を集約し、テストを意識して設計
このように段階的にFlutterアーキテクチャを学んでいくことで、より堅牢なアプリ設計ができるようになります。