【AWS】Lambdaのランタイムとは?種類・更新タイミング・確認方法まとめ
生徒
「先生、AWS Lambdaのランタイムってよく聞くんですけど、そもそもランタイムって何なんですか?」
先生
「ランタイムとは、Lambdaがプログラムを実行するための実行環境のことです。プログラミング言語ごとに必要なライブラリや実行方式が異なるので、それをまとめた仕組みがランタイムなんですよ。」
生徒
「なるほど!じゃあLambdaのランタイムにはどんな種類があって、いつ更新されるんですか?」
先生
「いい質問ですね。それではLambdaのランタイムの種類や更新タイミング、さらに確認方法について詳しく見ていきましょう。」
1. AWS Lambdaのランタイムとは?
AWS Lambdaのランタイムとは、関数を実行するためのソフトウェア環境のことを指します。例えばPythonで書いたLambda関数ならPythonランタイム、Javaで書いた関数ならJavaランタイムを利用します。ランタイムには、言語ごとに必要なライブラリや依存関係が含まれており、Lambda関数が正しく動作するための基盤となります。
初心者がLambdaを学ぶ際に理解しておくべき重要なポイントは、Lambdaが自動でサーバーを用意してくれるわけではなく、言語ごとに用意された「ランタイム」があるからこそコードが実行できるということです。
2. Lambdaで利用できるランタイムの種類
現在AWS Lambdaで利用可能な主なランタイムは以下の通りです。
- Node.js(JavaScript/TypeScript対応)
- Python
- Java
- C#(.NET Core)
- Go
- Ruby
さらにAWSでは「カスタムランタイム」も提供しており、RustやPHP、Swiftといった公式サポート外の言語も独自に動かせる仕組みがあります。これにより開発者はより柔軟に言語を選択できます。
3. ランタイムの更新タイミング
Lambdaのランタイムは常に最新の状態が保たれているわけではなく、AWSが定期的に更新を行います。特に次のようなタイミングで更新やサポート終了が発生します。
- 言語自体の新しいバージョンがリリースされたとき
- 古いランタイムのサポートが終了するとき(例:Python 3.7など)
- セキュリティ上の更新が必要なとき
AWSは公式ドキュメントやコンソールで「どのランタイムがいつサポート終了になるか」を発表しているので、利用中のランタイムが古くならないようにチェックしておくことが重要です。
4. ランタイムの確認方法
では、自分のLambda関数がどのランタイムを使っているのか、どのように確認できるのでしょうか。方法はとてもシンプルです。
コンソールから確認する場合
AWSマネジメントコンソールでLambdaの設定画面に移動し、関数の設定項目にあるランタイム欄を確認します。
CLIから確認する場合
AWS CLIを利用して以下のコマンドを実行することで、関数のランタイムを確認できます。
aws lambda get-function-configuration --function-name MyFunction
"Runtime": "python3.10"
このように出力される「Runtime」の項目で現在のランタイムを把握できます。
5. ランタイムの更新や移行の注意点
ランタイムを更新する際には次の点に注意する必要があります。
- コードが新しいランタイムに対応しているか確認する
- 依存しているライブラリやパッケージの互換性を調べる
- テスト環境で実際に動作確認を行ってから本番環境に反映する
特に業務システムで利用している場合、サポート終了前に必ず対応を行わないとエラーが発生したり、セキュリティリスクが高まる恐れがあります。
6. カスタムランタイムの活用
AWSが公式サポートしていない言語を使いたい場合、カスタムランタイムを利用することでRustやPHP、SwiftなどもLambdaで実行できます。カスタムランタイムでは開発者が独自にランタイムを用意し、Lambdaにアップロードする仕組みをとります。
これにより、特定のプロジェクトや既存のコード資産をそのまま活かしてLambdaで動かすことができ、AWSの柔軟性を最大限に引き出すことが可能です。
7. 初心者が理解しておくべきポイント
初心者がAWS Lambdaのランタイムを学ぶときには、まず以下のポイントを意識しましょう。
- ランタイムは関数を実行するための基盤であること
- 言語ごとにランタイムが異なるため、用途に応じた選択が必要
- 古いランタイムはサポート終了になるので定期的に確認する
- 更新時はコードやライブラリの互換性を事前に確認する
この基本を理解しておけば、Lambdaを使ったサーバーレスアプリケーション開発を安心して進めることができます。