AWS Lambdaのデプロイ方法比較!コンソール・CLI・CI/CDまで完全ガイド
生徒
「AWS Lambdaの関数をデプロイするときって、どうやってやればいいんですか?方法がいろいろあって迷ってしまって…」
先生
「確かに、AWS Lambdaのデプロイ方法はいくつかあります。コンソールからの手動デプロイ、AWS CLIを使ったコマンドラインでのデプロイ、さらにはCI/CDツールと連携した自動デプロイまでありますよ。」
生徒
「それぞれの違いや使い分けを知っておきたいです!」
先生
「では、初心者向けにわかりやすく、AWS Lambdaのデプロイ方法について比較して解説していきましょう。」
1. AWS Lambdaのデプロイ方法は主に3つ!
AWS Lambdaは、サーバーを意識せずにコードを実行できるサーバーレスコンピューティングサービスです。Lambda関数を実行するには、まずコードをデプロイする必要があります。デプロイ方法は主に次の3つです。
- AWSマネジメントコンソールからの手動デプロイ
- AWS CLIを使ったコマンドラインでのデプロイ
- CI/CDツール(CodePipeline, GitHub Actions など)との連携による自動デプロイ
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、用途に応じて使い分けることが重要です。
2. AWSマネジメントコンソールでのLambdaデプロイ
最も簡単で直感的な方法が、AWSマネジメントコンソールからの手動デプロイです。初めてLambdaを触る人にとっては、GUIで操作できるため安心感があります。
操作手順は以下の通りです:
- AWSコンソールにログイン
- Lambdaサービスを開く
- 新しい関数を作成、または既存関数を選択
- 関数コードの編集またはZIPファイルをアップロード
- 「デプロイ」ボタンをクリック
ただし、大規模なプロジェクトでは毎回手動でアップロードするのは効率が悪く、チーム開発や自動化には不向きです。
3. AWS CLIを使ったデプロイ
AWS CLIを使用すれば、ターミナルやコマンドプロンプトからLambda関数をデプロイできます。CLIを使うことで、デプロイ作業をスクリプト化できるのが大きな利点です。
例として、以下のコマンドでZIPファイルをLambdaにアップロード可能です:
aws lambda update-function-code \
--function-name MyLambdaFunction \
--zip-file fileb://function.zip \
--region ap-northeast-1
CLIは効率的ですが、AWS CLIの設定(認証情報、リージョンなど)やZIPファイルの作成に慣れる必要があります。スクリプトに組み込んでおくことで、再利用性も高く、CI/CDに組み込む際のベースにもなります。
4. CI/CDツールを使った自動デプロイ
本格的な開発環境では、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)の導入が必須です。GitHub ActionsやAWS CodePipeline、CircleCI、GitLab CIなどと連携することで、コードのプッシュ→自動テスト→自動デプロイという一連の流れを自動化できます。
例えば、GitHub Actionsのワークフローファイルに以下のような内容を記述すると、プッシュ時にLambda関数が自動で更新されます:
name: Deploy to AWS Lambda
on:
push:
branches:
- main
jobs:
deploy:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v2
- name: Install AWS CLI
run: |
sudo apt-get install awscli
- name: Deploy to Lambda
run: |
zip function.zip index.js
aws lambda update-function-code --function-name MyLambdaFunction --zip-file fileb://function.zip --region ap-northeast-1
env:
AWS_ACCESS_KEY_ID: ${{ secrets.AWS_ACCESS_KEY_ID }}
AWS_SECRET_ACCESS_KEY: ${{ secrets.AWS_SECRET_ACCESS_KEY }}
CI/CDは最も自動化に優れた方法ですが、初期設定やIAMの権限設計がやや複雑なため、慣れないうちは戸惑うこともあるかもしれません。
5. デプロイ方法ごとのメリット・デメリット比較
ここで、各方法の特徴を整理して比較してみましょう。
| 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| コンソール | GUIで直感的・初心者にやさしい | 手動操作が必要・再現性が低い |
| AWS CLI | スクリプト化できて効率的・再利用可能 | CLIの知識が必要・ZIP作成の手間あり |
| CI/CD | 完全自動化・テストやレビューと連携可能 | 初期設定がやや複雑・慣れが必要 |
6. 初心者にはどれがおすすめ?
初心者の方には、最初はコンソールから始めて、操作に慣れてきたらAWS CLIでのデプロイ、そして将来的にはCI/CDの導入へとステップアップしていくのが理想的です。
特に学習の初期段階では、GUIで挙動を確認できるコンソールが適しています。ただし、チーム開発や自動化が必要になってきたら、CLIやCI/CDへの移行は避けて通れないステップです。
7. デプロイに関連するトラブルと注意点
Lambda関数のデプロイ時には、以下のようなトラブルが発生することがあります:
- ZIPファイルが大きすぎる(50MB以上)
- 実行ロールの権限不足
- 環境変数の設定ミス
- ステージング環境との切り分け不足
こうしたエラーを防ぐには、事前にIAMロールの確認を行ったり、ローカル環境での動作確認をしっかり行うことが重要です。