カテゴリ: AWS Lambda 更新日: 2025/11/15

AWS Lambdaのトリガーとは?初心者でもわかる対応サービスと設定方法まとめ

312
【AWS】Lambdaのトリガーとは?対応サービスと設定方法まとめ

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWS Lambdaで処理を自動で実行したいんですが、どうやって起動するんですか?」

先生

「それはLambdaのトリガーを使うことで実現できます。イベントが発生したときに、自動でLambda関数を実行できますよ。」

生徒

「なるほど!どんなイベントに対応しているんですか?設定も難しそうです…」

先生

「代表的なトリガーの種類や設定方法をわかりやすく解説していきますね。」

1. Lambdaトリガーとは?仕組みと基本概念

1. Lambdaトリガーとは?仕組みと基本概念
1. Lambdaトリガーとは?仕組みと基本概念

Lambdaトリガーとは、特定のイベントをきっかけにAWS Lambda関数を自動実行する仕組みです。イベントドリブンなアーキテクチャを構築する際に不可欠な要素であり、処理の自動化や非同期実行が可能になります。

Lambdaトリガーの設定によって、S3にファイルがアップロードされた時、DynamoDBに新しいデータが登録された時、CloudWatchイベントで定期的に処理したい時など、さまざまな場面でLambdaを動作させられます。

2. AWS Lambdaが対応している代表的なトリガー一覧

2. AWS Lambdaが対応している代表的なトリガー一覧
2. AWS Lambdaが対応している代表的なトリガー一覧

Lambda関数は、以下のような多くのAWSサービスと連携してトリガーとして利用できます。

  • Amazon S3:オブジェクトの作成・削除時
  • Amazon API Gateway:REST APIやHTTP APIからの呼び出し
  • Amazon CloudWatch Events / EventBridge:スケジュールやシステムイベントによるトリガー
  • Amazon DynamoDB Streams:テーブル変更時のストリーム
  • Amazon SNS / SQS:通知メッセージやキューによる非同期処理
  • AWS Step Functions:ステートマシン内のステップ処理
  • AWS CodeCommit:Gitリポジトリの変更
  • Amazon Kinesis:リアルタイムストリーミングデータ処理

このようにAWS Lambdaは幅広いトリガーに対応しており、サーバーレス構成において中心的な役割を果たします。

3. Lambdaトリガーの代表例①:S3との連携

3. Lambdaトリガーの代表例①:S3との連携
3. Lambdaトリガーの代表例①:S3との連携

もっともよく使われるトリガーのひとつが、Amazon S3です。例えば画像をS3バケットにアップロードすると、自動的にLambda関数が呼び出されて画像処理を行うことができます。

設定手順は以下の通りです。

  1. Lambda関数を作成しておく
  2. S3バケットの「プロパティ」から「イベント通知」を追加
  3. 「PUT(新規作成)」などのイベントタイプを選択
  4. 送信先にLambda関数を指定
  5. アクセス許可(S3からLambdaへの実行権限)をIAMで設定

この設定により、アップロードがトリガーになり、自動的にLambda関数が実行されるようになります。

AWSの基本用語や仕組みを、図解でサクッと理解したい人には、 入門の定番書がこちらです。

AWSの基本が全部わかる教科書をAmazonで見る

※ Amazon広告リンク

4. Lambdaトリガーの代表例②:CloudWatch Events(EventBridge)との連携

4. Lambdaトリガーの代表例②:CloudWatch Events(EventBridge)との連携
4. Lambdaトリガーの代表例②:CloudWatch Events(EventBridge)との連携

Lambda関数を定期実行したい場合は、CloudWatch Events(現在はEventBridge)をトリガーとして使います。毎時、毎日、毎週など自由にスケジュール設定できるため、定期バッチ処理に最適です。

設定方法は次の通りです。

  1. EventBridgeで「ルールの作成」
  2. 「スケジュール」を選び、cron式またはrate式で実行時間を設定
  3. ターゲットにLambda関数を指定
  4. 必要に応じてJSON形式の入力データを指定

Lambda関数側では、指定した入力を受け取って処理を実行できます。

5. Lambdaトリガーの代表例③:API Gatewayとの連携

5. Lambdaトリガーの代表例③:API Gatewayとの連携
5. Lambdaトリガーの代表例③:API Gatewayとの連携

REST APIのバックエンドとしてLambda関数を使う場合、API Gatewayがトリガーとなります。これにより、HTTPリクエストに応じてLambdaが実行されます。

設定フローは以下の通りです。

  1. API GatewayでREST APIまたはHTTP APIを作成
  2. エンドポイントURLとHTTPメソッド(GET, POSTなど)を設定
  3. 統合ターゲットとしてLambda関数を選択
  4. CORSの有効化やレスポンスマッピングを設定
  5. APIをデプロイし、URLを発行

この構成により、クライアント側からAPIリクエストが届くとLambdaが実行され、動的な処理を行えます。

6. トリガーの設定はLambda画面からでも可能

6. トリガーの設定はLambda画面からでも可能
6. トリガーの設定はLambda画面からでも可能

Lambda関数を作成後、「トリガーを追加」ボタンから直接設定を行うことも可能です。

この方法では、GUI操作で簡単に以下の操作ができます。

  • S3バケットの選択とイベントタイプ設定
  • API Gatewayの作成と統合
  • DynamoDBストリームやSQSキューとの連携設定

初心者の方でも視覚的に理解しやすいため、最初はLambdaの画面からトリガーを追加する方法がおすすめです。

7. Lambdaのトリガーを使った活用例

7. Lambdaのトリガーを使った活用例
7. Lambdaのトリガーを使った活用例

以下は、トリガーを活用した具体的なユースケースです。

  • 画像圧縮:ユーザーがS3にアップロードした画像をトリガーにLambdaで自動圧縮
  • 日次レポート:EventBridgeを使って毎朝7時にデータ集計処理
  • チャット通知:SNS経由でチャットアプリに通知送信
  • API処理:API GatewayからのPOSTでフォームデータを処理

トリガーをうまく活用すれば、コードの中で待ち受け処理を書く必要がなくなり、完全にイベント駆動なアーキテクチャを実現できます。

8. トリガー設定時の注意点

8. トリガー設定時の注意点
8. トリガー設定時の注意点

トリガーを設定する際は、以下のようなポイントに注意しましょう。

  • IAMロールの権限:イベント発行元がLambdaを実行できるように適切なポリシーを設定
  • イベント形式の確認:S3やAPI Gatewayなど、サービスごとにJSON形式が異なる
  • トリガーの重複に注意:同じイベントで複数のLambdaが動く可能性あり
  • タイムアウトやメモリ制限:長時間処理や大容量処理が必要な場合はリソースを調整
AWS Lambdaの一覧へ
新着記事
FlutterのMVP・MVVMアーキテクチャの違いと使い分け
FlutterのMVP・MVVMアーキテクチャの違いと使い分けを初心者向けに解説!
オニオンアーキテクチャの基本とFlutterでの適用例
オニオンアーキテクチャの基本とFlutterでの適用例を初心者向けに解説
クリーンアーキテクチャとは?Flutterでの導入メリット
クリーンアーキテクチャとは?Flutterでの導入メリットをやさしく解説
【AWS】RDS for Oracleの特徴・できないこと・バージョン・料金まとめ
【AWS】RDS for Oracleの特徴・できないこと・バージョン・料金を初心者向けに徹底解説
人気記事
インスタンスタイプの料金比較と最適な選び方(最新2025年版)
AWSのインスタンスタイプの料金比較と最適な選び方【2025年最新版】
【AWS】VPCの料金体系まとめ!無料枠・通信費・各種サービスごとの料金を徹底解説
【AWS】VPCの料金体系まとめ!無料枠・通信費・各種サービスごとの料金を徹底解説
【AWS】VPCエンドポイントとは?種類・使い方・S3連携まで完全解説
【AWS】VPCエンドポイントとは?種類・使い方・S3連携まで完全解説
【AWS】s3 cpコマンド完全ガイド!基本・recursive・exclude/includeも解説
【AWS】s3 cpコマンド完全ガイド!基本・recursive・exclude/includeも解説

🔌 USBポート不足を解消

Type-C 1本で拡張。
開発・作業環境を一気に快適に

UGREEN USB-Cハブを見る

※ Amazon広告リンク