カテゴリ: AWS Lambda 更新日: 2025/10/25

【AWS】LambdaとJavaの連携!Spring Bootの活用・開発環境構築まで解説

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【AWS】LambdaとJavaの連携!Spring Bootの活用・開発環境構築まで解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、AWS LambdaとJavaを一緒に使えるって聞いたんですけど、本当にSpring Bootとも連携できるんですか?」

先生

「はい、LambdaはJavaの実行環境も提供しているので、Spring Bootアプリケーションを工夫してデプロイすればサーバーレスで動かすことができますよ。」

生徒

「すごい!でもJavaって起動が遅いイメージがあるんですけど、Lambdaでも問題なく動かせるんですか?」

先生

「確かにJavaはコールドスタートが少し長めですが、工夫すれば十分実用的に使えます。では具体的にLambdaとJava、そしてSpring Bootをどう組み合わせて開発していくか説明しましょう。」

1. AWS LambdaとJavaの関係

1. AWS LambdaとJavaの関係
1. AWS LambdaとJavaの関係

AWS Lambdaはサーバーレス環境であり、Javaランタイムも公式にサポートしています。これによりJava開発者は既存の知識を活かしながら、イベント駆動型の処理やAPIの構築を行えます。

Javaの強みは大規模システムや業務アプリケーションでの利用実績が豊富な点です。そのためLambdaと組み合わせることで、従来のオンプレミス環境での処理をクラウドに移行したり、小さなバッチ処理をサーバーレス化したりすることが可能になります。

2. LambdaでJavaを使うメリットとデメリット

2. LambdaでJavaを使うメリットとデメリット
2. LambdaでJavaを使うメリットとデメリット

メリットとしては以下の点が挙げられます。

  • 既存のJava資産を再利用できる
  • 豊富なライブラリやフレームワークを活用できる
  • Spring Bootなどの人気フレームワークと連携できる

一方でデメリットもあります。

  • コールドスタートに時間がかかる
  • デプロイパッケージのサイズが大きくなりやすい
  • PythonやNode.jsに比べると初心者向け情報が少ない

これらを理解した上で、用途に応じて言語を選択することが重要です。

3. Spring BootをLambdaで活用する方法

3. Spring BootをLambdaで活用する方法
3. Spring BootをLambdaで活用する方法

Spring Bootは通常TomcatやJettyといったサーバー上で動作しますが、Lambdaにそのままデプロイするのは適していません。そこで利用するのがSpring Cloud FunctionAWS Serverless Java Containerといったライブラリです。

Spring Cloud Function

Spring Cloud Functionを使うと、Spring Bootのアプリケーションを関数形式に変換し、Lambda上で動作させることが可能になります。


@SpringBootApplication
public class LambdaApplication {

    public static void main(String[] args) {
        SpringApplication.run(LambdaApplication.class, args);
    }

    @Bean
    public Function<String, String> uppercase() {
        return value -> value.toUpperCase();
    }
}

このように記述すれば、文字列を大文字に変換する関数をLambdaで動かすことができます。

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4. 開発環境の構築手順

4. 開発環境の構築手順
4. 開発環境の構築手順

LambdaとJavaを組み合わせて開発するためには、以下のステップで環境を整えるのがおすすめです。

  1. Java(JDK 11以上)をインストール
  2. MavenまたはGradleを準備
  3. Spring Bootプロジェクトを作成
  4. Spring Cloud FunctionやAWS Lambda Javaライブラリを追加
  5. AWS CLIを設定し、デプロイ準備を整える

これによりローカルでの開発からLambdaへのデプロイまでスムーズに進められるようになります。

5. デプロイ方法と実行の流れ

5. デプロイ方法と実行の流れ
5. デプロイ方法と実行の流れ

JavaのSpring BootアプリケーションをLambdaにデプロイする方法はいくつかあります。

  • AWS CLIで直接アップロード
  • SAM(Serverless Application Model)を利用
  • Serverless Frameworkを利用

特に初心者にはAWS SAMがおすすめです。テンプレートを使って簡単にLambda、API Gateway、IAMなどを定義できるため、クラウド上での実行が理解しやすくなります。

6. 実践的な利用例

6. 実践的な利用例
6. 実践的な利用例

実際にLambdaとSpring Bootを組み合わせると、次のような用途に活用できます。

  • API Gatewayと組み合わせてREST APIを構築
  • S3にアップロードされたファイルをトリガーにバッチ処理
  • DynamoDBやRDSと連携してデータ処理

例えば、注文データを受け取ってDynamoDBに保存するAPIや、画像ファイルを加工してS3に保存する関数など、業務システムに直結するユースケースに適しています。

7. 注意点とパフォーマンス最適化

7. 注意点とパフォーマンス最適化
7. 注意点とパフォーマンス最適化

LambdaでJavaとSpring Bootを使うときは以下の点に注意しましょう。

  • 起動時間(コールドスタート)を短縮する工夫が必要
  • デプロイサイズが大きくならないよう不要なライブラリを削減
  • メモリ設定を調整し、処理速度とコストのバランスを取る

特にSpring Bootは便利な分だけパッケージが大きくなりやすいため、機能を絞って利用するのがおすすめです。

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