カテゴリ: AWS Lambda 更新日: 2025/11/14

AWS Lambda関数のバージョン管理とエイリアス運用を完全ガイド!初心者でもわかる仕組みと設定方法

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【AWS】Lambda関数のバージョン管理とエイリアス運用のベストプラクティス

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWS Lambdaのバージョン管理ってどんなときに使うんですか?」

先生

「本番環境で使っているLambda関数を壊さずにアップデートしたいときに使いますよ。」

生徒

「じゃあ、エイリアスって何ですか?バージョンとは違うんですか?」

先生

「エイリアスは、特定のバージョンに名前を付けて運用するための便利な仕組みです。それでは詳しく解説していきましょう。」

1. AWS Lambdaのバージョン管理とは?

1. AWS Lambdaのバージョン管理とは?
1. AWS Lambdaのバージョン管理とは?

AWS Lambda関数では、コードを更新したタイミングで「バージョン」を発行して、以前の状態を保存できます。この機能を使えば、うっかり新しいコードがバグを含んでいても、過去の安定版に戻すことが可能です。

開発中は「$LATEST(最新)」バージョンが使われますが、本番環境では固定されたバージョン(例:1、2、3など)を使うことで、動作の安定性が確保されます。

2. Lambda関数のバージョンを発行する手順

2. Lambda関数のバージョンを発行する手順
2. Lambda関数のバージョンを発行する手順

Lambda関数のコードを書いたあと、次の手順でバージョンを作成します。

  1. AWSマネジメントコンソールでLambda関数を開く
  2. コードの変更後、「新しいバージョンを発行」ボタンをクリック
  3. 任意で説明(例:「バグ修正後の安定版」)を記載
  4. 「バージョンを発行」をクリックすると、固定バージョンが作成される

これにより、「$LATEST」とは別に安定したバージョンを確保できます。

3. Lambdaエイリアスとは?用途とメリット

3. Lambdaエイリアスとは?用途とメリット
3. Lambdaエイリアスとは?用途とメリット

エイリアス(Alias)は、バージョンに「名前」をつけて管理する仕組みです。たとえば、PRODというエイリアスをバージョン3に設定すれば、「本番環境は常にバージョン3」といった運用ができます。

この仕組みのメリットは次の通りです。

  • 本番・開発・テストの環境を分けて運用できる
  • 新しいバージョンへの切り替えが即座に可能
  • エイリアス単位でIAMロールやトラフィックの制御ができる

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4. エイリアスを作成する方法

4. エイリアスを作成する方法
4. エイリアスを作成する方法

Lambda関数でエイリアスを作成するには、次の手順を行います。

  1. Lambda関数画面で「バージョン」を開く
  2. 対象のバージョンを選び「エイリアスを作成」
  3. 名前を入力(例:PRODDEV
  4. バージョンを割り当てて保存

作成されたエイリアスは、専用のARN(Amazonリソースネーム)で呼び出すことができます。

5. Javaからエイリアス付きLambdaを呼び出す例

5. Javaからエイリアス付きLambdaを呼び出す例
5. Javaからエイリアス付きLambdaを呼び出す例

JavaのSDKを使って、特定のエイリアスにリクエストを送る例を紹介します。


AWSLambda client = AWSLambdaClientBuilder.standard().build();

InvokeRequest request = new InvokeRequest()
    .withFunctionName("MyFunction:PROD")
    .withPayload("{ \"key\": \"value\" }");

InvokeResult result = client.invoke(request);
String response = new String(result.getPayload().array());
System.out.println(response);

6. バージョンとエイリアスの関係まとめ

6. バージョンとエイリアスの関係まとめ
6. バージョンとエイリアスの関係まとめ

バージョンとエイリアスは密接に関係しています。

  • $LATEST:コードの最新状態(未固定)
  • バージョン:固定されたコードの状態(変更不可)
  • エイリアス:バージョンにラベルを付けたもの(変更可能)

この3つを正しく使い分けることで、AWS Lambdaをより安全かつ効率的に運用できます。

7. エイリアスによる段階的リリース(カナリアデプロイ)

7. エイリアスによる段階的リリース(カナリアデプロイ)
7. エイリアスによる段階的リリース(カナリアデプロイ)

AWS Lambdaでは、エイリアスを使ってカナリアリリース(段階的デプロイ)が可能です。新しいバージョンに徐々にトラフィックを流して、問題がなければ完全切り替えする手法です。

たとえば次のような設定ができます。

  • エイリアス「PROD」に対して
  • バージョン3 → 90% トラフィック
  • バージョン4 → 10% トラフィック

トラブルが起きた場合は即座に90%の安定版へ戻せるため、本番運用のリスクを抑えられます。

8. よくある注意点とベストプラクティス

8. よくある注意点とベストプラクティス
8. よくある注意点とベストプラクティス

Lambdaのバージョン管理とエイリアスを使う際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • $LATESTを本番で使わない:毎回変わるため、安定運用には向きません
  • バージョンを明示して呼び出す:思わぬ変更を避けられます
  • エイリアスで環境を分ける:DEV、STAGE、PRODなどの運用がしやすくなります
  • CloudWatchで監視:切り替え後のエラーを早期検出できます

9. Lambdaバージョン管理を使うシナリオ例

9. Lambdaバージョン管理を使うシナリオ例
9. Lambdaバージョン管理を使うシナリオ例

実際のプロジェクトで使われるユースケースを紹介します。

  • ステージング環境での動作確認:エイリアスSTAGEでテスト実施
  • 本番環境でのトラブル対応:エイリアスPRODを旧バージョンに即切り戻し
  • 開発チームごとの並列運用:エイリアスを開発者ごとに分けてデプロイ

こうしたシナリオに対応できるのが、Lambdaのバージョンとエイリアス運用の強みです。

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