カテゴリ: Javaの基本 更新日: 2026/01/18

Java の基本構文を学ぼう!最初のプログラムを書いてみる

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Java の基本構文を学ぼう!最初のプログラムを書いてみる

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「Javaのプログラムを書いてみたいんですが、どうやって始めればいいですか?」

先輩

「まずはJavaの基本的な書き方を知ることが大切だね。Javaのプログラムは、決められた書き方(構文)に沿って書く必要があるよ。」

新人

「構文って具体的にどんな感じですか?」

先輩

「それじゃあ、Javaの基本的な構文を学びながら、実際にプログラムを書いてみよう!」

1. Javaのプログラムはどのように書くのか?(基本構文の概要)

1. Javaのプログラムはどのように書くのか?(基本構文の概要)
1. Javaのプログラムはどのように書くのか?(基本構文の概要)

Javaのプログラムは、「クラス」「メソッド」「命令文」などの要素で構成されています。まずは、最も基本的なプログラムを見てみましょう。


public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("こんにちは、Java!");
    }
}

このプログラムを実行すると、以下のように画面に表示されます。


こんにちは、Java!

Javaのプログラムには、以下のような特徴があります。

  • すべてのプログラムは「クラス」の中に書く(例:HelloWorld
  • プログラムの実行はmainメソッドから始まる
  • 命令の終わりには;(セミコロン)をつける

2. Javaのプログラムを動かす流れ(コードを書いて実行するまでの手順)

2. Javaのプログラムを動かす流れ(コードを書いて実行するまでの手順)
2. Javaのプログラムを動かす流れ(コードを書いて実行するまでの手順)

次に、実際にJavaのプログラムを動かす方法を説明します。ここでは、Pleiadesを使ってJavaのプログラムを実行する手順を紹介します。

1. Pleiadesを起動する

Pleiadesは、日本語対応のEclipse(開発ツール)です。Javaの開発に必要なツールが最初から含まれているので、初心者にも使いやすいです。

2. 新しいJavaプロジェクトを作成する

Javaのプログラムを作るには、まずプロジェクトを作成します。以下の手順で新しいJavaプロジェクトを作りましょう。

  1. Pleiadesを開く
  2. [ファイル] → [新規] → [Javaプロジェクト] を選択
  3. プロジェクト名を入力し、「完了」をクリック

3. Javaクラスを作成する

次に、Javaのプログラムを書くためのクラスを作成します。

  1. 作成したプロジェクトを右クリックし、[新規] → [クラス] を選択
  2. クラス名(例:HelloWorld)を入力し、「完了」をクリック

4. プログラムを入力する

作成したクラスに、先ほどのコードを入力しましょう。


public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("こんにちは、Java!");
    }
}

5. プログラムを実行する

コードを書いたら、いよいよ実行です。

  1. コードを保存する(Ctrl + S)
  2. [実行] → [Javaアプリケーション] をクリック
  3. 画面に「こんにちは、Java!」と表示されれば成功!

このように、Pleiadesを使えば簡単にJavaのプログラムを作成し、実行することができます。

3. Javaの基本的な構文(mainメソッド、クラス、命令文など)

3. Javaの基本的な構文(mainメソッド、クラス、命令文など)
3. Javaの基本的な構文(mainメソッド、クラス、命令文など)

Javaのプログラムは、決められた構文に従って記述する必要があります。ここでは、基本的な要素を説明します。

1. クラスとは?

Javaのプログラムは「クラス」という単位で作られます。すべてのコードはクラスの中に書く必要があります。


public class Sample {
    // クラスの中にメソッドや変数を定義する
}

2. mainメソッドとは?

Javaのプログラムは、必ずmainメソッドから実行されます。プログラムを動かすためには、以下のような形で記述する必要があります。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Javaの基本を学ぼう!");
    }
}

3. 命令文とは?

Javaでは、プログラムの命令は一行ごとに記述し、最後に;(セミコロン)をつける必要があります。

例えば、画面に文字を表示するには、次のように書きます。


System.out.println("Javaを学習中です!");

このコードを実行すると、以下のように表示されます。


Javaを学習中です!

4. Javaのプログラムを書く上でのルール(インデント、コメントなど)

4. Javaのプログラムを書く上でのルール(インデント、コメントなど)
4. Javaのプログラムを書く上でのルール(インデント、コメントなど)

プログラムを書くときには、可読性(読みやすさ)を意識することが重要です。以下のルールを守ることで、きれいなコードを書くことができます。

1. インデント(字下げ)

Javaでは、コードの構造をわかりやすくするために、インデントをつけます。例えば、以下のように書くと読みやすくなります。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("インデントをつけると見やすい");
    }
}

インデントがない場合、コードが読みづらくなってしまいます。

2. コメントを使って説明を入れる

コメントを使うことで、プログラムの意図を記述できます。Javaでは、// を使うと1行コメント、/* ... */ を使うと複数行のコメントが書けます。


// これは1行コメントです
System.out.println("コメントを使おう");

/* これは
   複数行のコメントです */
System.out.println("複数行コメントの例");

3. 命名規則

Javaでは、クラス名やメソッド名などに一定のルールを持たせることで、わかりやすいコードを書くことができます。

  • クラス名は、大文字で始める(例:HelloWorld)
  • メソッド名や変数名は、小文字で始める(例:printMessage)
  • 複数の単語をつなぐときは、キャメルケース(例:helloWorld) を使う

5. Javaのエラーとデバッグ(コンパイルエラーと実行エラーの違い)

5. Javaのエラーとデバッグ(コンパイルエラーと実行エラーの違い)
5. Javaのエラーとデバッグ(コンパイルエラーと実行エラーの違い)

プログラムを書いていると、エラーが発生することがあります。Javaには大きく分けて「コンパイルエラー」と「実行エラー」の2種類のエラーがあります。

1. コンパイルエラーとは?

コンパイルエラーとは、Javaの文法に誤りがあるときに発生するエラーです。例えば、以下のようにセミコロンを忘れると、エラーになります。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("エラーの例") // ← セミコロンがない
    }
}

この場合、「エラー: ';' が必要です」というメッセージが表示されます。

2. 実行エラーとは?

実行エラーとは、プログラムの文法は正しいが、実行中に問題が発生するエラーのことです。例えば、ゼロで割るような処理を書くと、実行時にエラーになります。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        int result = 10 / 0; // 0で割るとエラー
        System.out.println(result);
    }
}

このコードを実行すると、次のようなエラーメッセージが表示されます。


Exception in thread "main" java.lang.ArithmeticException: / by zero

3. エラーを解決するためのポイント

エラーが発生した場合、以下の点を確認すると、原因を特定しやすくなります。

  • エラーメッセージをよく読む
  • コンパイルエラーの場合は、文法ミスを修正する
  • 実行エラーの場合は、エラーが出る箇所を特定し、原因を調べる
  • コードのどこが間違っているのか、コメントを入れて確認する

4. デバッグの基本

エラーを修正するためには、「デバッグ」という作業を行います。デバッグの方法として、次のような方法があります。

  • System.out.println を使って変数の値を確認する
  • Pleiadesのデバッガ機能を使ってプログラムを一行ずつ実行する
  • エラーメッセージを検索して、解決方法を調べる

例えば、変数の値が正しく設定されているか確認したい場合、次のようにSystem.out.printlnを使います。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        int number = 5;
        System.out.println("numberの値:" + number);
    }
}

このプログラムを実行すると、変数の値が確認できます。


numberの値:5

エラーが出たときは焦らず、メッセージをしっかり読んで、問題を解決していきましょう。

6. Javaのプログラムを書くときの注意点(読みやすいコードの書き方)

6. Javaのプログラムを書くときの注意点(読みやすいコードの書き方)
6. Javaのプログラムを書くときの注意点(読みやすいコードの書き方)

Javaのプログラムを書く際には、コードがわかりやすく、読みやすいように工夫することが重要です。ここでは、初心者が意識すると良いポイントを紹介します。

1. 一貫性のあるインデントをつける

インデント(字下げ)を統一することで、コードの見やすさが向上します。一般的には、半角スペース4つまたはタブ1つを使います。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("インデントを統一すると、読みやすいコードになる!");
    }
}

2. わかりやすい変数名を使う

変数名は、その変数が何を意味するのかが一目でわかるようにするのが理想です。例えば、int x; よりも int age; のほうが、年齢を格納する変数であることが明確になります。


int age = 25; // 年齢を表す変数
System.out.println("年齢:" + age);

3. コメントを適切に入れる

コード内に適切なコメントを入れることで、何をしているのかを理解しやすくなります。ただし、過剰なコメントは逆に見づらくなるので、ポイントを絞って入れるようにしましょう。


// ユーザーの名前を出力する
System.out.println("こんにちは、太郎さん!");

4. 長すぎる行は分割する

1行が長くなりすぎると、コードが読みづらくなります。適切な箇所で改行を入れましょう。


System.out.println("この文章はとても長いため、"
        + "改行して書いたほうが読みやすいです。");

7. Javaのプログラムを発展させるために必要なこと

7. Javaのプログラムを発展させるために必要なこと
7. Javaのプログラムを発展させるために必要なこと

Javaの基本構文を学んだら、次のステップとして、より高度なプログラムを書くための知識を身につけていきましょう。

1. メソッドを活用する

プログラムが長くなると、同じ処理を何度も書くことがあります。そのような場合は、「メソッド」を使うと便利です。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        greet();
    }

    // メソッドの定義
    public static void greet() {
        System.out.println("こんにちは、Java!");
    }
}

2. 配列を学ぶ

複数のデータを扱うときには、配列を使うと便利です。


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        String[] fruits = {"りんご", "みかん", "バナナ"};

        for (String fruit : fruits) {
            System.out.println(fruit);
        }
    }
}

3. クラスとオブジェクトの概念を理解する

Javaは「オブジェクト指向言語」として知られています。クラスとオブジェクトを活用すると、より複雑なプログラムが書けるようになります。


class Dog {
    String name;

    void bark() {
        System.out.println(name + "がワンワンと鳴きました!");
    }
}

public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        Dog myDog = new Dog();
        myDog.name = "ポチ";
        myDog.bark();
    }
}

4. Javaの標準ライブラリを活用する

Javaには、たくさんの便利な機能が標準ライブラリとして提供されています。例えば、現在の日時を取得するには、次のように書きます。


import java.time.LocalDateTime;

public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime now = LocalDateTime.now();
        System.out.println("現在の日時:" + now);
    }
}

8. Javaの基本構文を理解して、次のステップへ

8. Javaの基本構文を理解して、次のステップへ
8. Javaの基本構文を理解して、次のステップへ

ここまで、Javaの基本構文について学びました。今回の記事で学んだことを整理すると、以下のようになります。

  • Javaのプログラムは、クラスの中にmainメソッドを作成して書く
  • 命令の終わりには;(セミコロン)をつける
  • インデントを統一し、コメントを適切に入れることで読みやすいコードを書く
  • メソッドや配列、クラスとオブジェクトを活用すると、より発展的なプログラムが書ける

これからJavaをさらに学ぶために、以下のようなトピックを学んでいくと良いでしょう。

  • 変数とデータ型(intString など)
  • 演算子(+、-、*、/ など)
  • オブジェクト指向の概念(クラス、継承、ポリモーフィズムなど)

Javaは、初心者にも学びやすく、さまざまなアプリケーションを作るのに適したプログラミング言語です。まずは基本をしっかりと理解し、実際にコードを書きながら学習を進めていきましょう!

まとめ

まとめ
まとめ

この記事では、Javaの基本構文をテーマに、はじめてJavaのプログラムを書く人が必ず理解しておきたい内容を、順を追って学んできました。Javaはプログラミング言語の中でも文法が厳密である分、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、基本構文を正しく理解すれば、安定したプログラムを書けるようになります。

Javaのプログラムは、必ずクラスの中に記述し、処理の開始点としてmainメソッドを持つ必要があります。このルールはJavaの最も重要な基本であり、すべてのJavaプログラムの土台となる考え方です。また、命令文の最後にセミコロンを付ける、インデントを揃える、コメントを適切に書くといったルールを守ることで、読みやすく保守しやすいコードになります。

さらに、Pleiadesを使った開発環境の流れを通して、「コードを書く」「保存する」「実行する」「結果を確認する」という一連の手順を学びました。これはJavaに限らず、すべてのプログラミング学習に共通する大切な流れです。自分で書いたコードが画面に表示された瞬間は、プログラミングの楽しさを実感できる大きなポイントになります。

エラーとデバッグの章では、コンパイルエラーと実行エラーの違いを学びました。エラーは決して悪いものではなく、プログラムを正しく書くためのヒントです。エラーメッセージを落ち着いて読み、どこで何が起きているのかを確認する習慣を身につけることで、着実にJavaの理解が深まっていきます。

Javaの基本構文を理解した今後は、変数やデータ型、条件分岐、繰り返し処理といった要素を学ぶことで、より実用的なプログラムが書けるようになります。基礎をしっかり固めておくことは、オブジェクト指向やクラス設計、業務システム開発へ進むための重要な準備になります。

基本構文の振り返りサンプルプログラム


public class BasicSyntaxReview {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Javaの基本構文を復習しています");
        System.out.println("クラスとmainメソッドが重要です");
    }
}

このプログラムを実行すると、次のような結果が表示されます。


Javaの基本構文を復習しています
クラスとmainメソッドが重要です

このようなシンプルなプログラムでも、Javaの基本ルールがすべて詰まっています。小さなコードを何度も書いて動かすことが、Java学習を継続するうえで最も効果的な方法です。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「Javaの基本構文を学んで、プログラムには決まった形があることがよく分かりました。最初は覚えることが多いと思いましたが、理由を知ると納得できました。」

先生

「それはとても良い理解ですね。Javaはルールが明確だからこそ、大きなプログラムでも安定して動かせる言語なんです。」

生徒

「エラーが出たときも、前より落ち着いて原因を探せそうです。エラーメッセージを見ることが大事だと分かりました。」

先生

「その意識があれば大丈夫です。エラーは成長のチャンスですし、デバッグ力はJavaエンジニアにとって欠かせない力ですよ。」

生徒

「これから変数や条件分岐も学んで、もっと複雑なプログラムを書いてみたいです。Javaでできることが増えるのが楽しみです。」

先生

「その調子です。Javaの基本構文を理解できた今が、次のステップへ進むベストなタイミングです。一つずつ確実に身につけていきましょう。」

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