Java のコードを書いて実行する流れを実践しよう!
新人
「Java のプログラムを書いて実行するにはどうすればいいですか?」
先輩
「まずは Java の開発環境を整える必要があるよ。Pleiades を使えば簡単に準備できるから、一緒にやってみよう!」
新人
「Pleiades って何ですか?インストールの方法も教えてください!」
先輩
「OK!Pleiades は Eclipse の日本語版で、初心者でも簡単に Java のプログラムを作れるツールだよ。最初に準備から始めよう!」
1. Java のコードを書くための準備(開発環境の確認)
Java のコードを書くためには、まず開発環境を準備する必要があります。今回は Pleiades を使って環境を整えます。
開発環境の確認
以下の環境が整っているか確認してください。
- Pleiades(Eclipse 日本語版)がインストールされている
- Java の開発キット(JDK)がインストールされている
- Pleiades が正常に起動すること
Pleiades のインストール手順
- Pleiades の公式サイト(https://mergedoc.osdn.jp/)にアクセスします。
- 「Eclipse Full Edition」の Windows または Mac 版をダウンロードします。
- ダウンロードした zip ファイルを解凍し、「eclipse.exe」を実行します。
- ワークスペースの設定画面が表示されたら、そのまま「起動」をクリックします。
- これで Pleiades のセットアップが完了です。
2. Java の基本的なコードを書いてみよう
環境が整ったら、実際に Java のコードを書いてみましょう。最初のプログラムとして、「Hello, Java!」を画面に表示するプログラムを作成します。
Java のプロジェクトを作成する
- Pleiades を開きます。
- 「ファイル」→「新規」→「Java プロジェクト」を選択します。
- プロジェクト名を「MyFirstJava」にして「完了」をクリックします。
- プロジェクト内の「src」フォルダを右クリックし、「新規」→「クラス」を選択します。
- クラス名を「HelloJava」と入力し、「public static void main(String[] args)」にチェックを入れて「完了」をクリックします。
Java のコードを書く
作成した「HelloJava.java」に以下のコードを入力します。
public class HelloJava {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, Java!");
}
}
プログラムを実行する
- コードを書いたら、画面上部の「▶ 実行」ボタンをクリックします。
- コンソールに以下のように表示されれば成功です。
Hello, Java!
これで、Java のコードを書いて実行する基本的な流れを体験できました。
3. Java のコードをコンパイルして実行する
Java のプログラムは、書いたコードをコンパイルしてから実行する必要があります。Pleiades(Eclipse)では、ボタンひとつでコンパイルと実行ができますが、手動でコンパイルして実行する方法も知っておくと便利です。
コンパイルとは?
Java のコード(.java ファイル)をコンピュータが理解できる形式(.class ファイル)に変換する作業のことを「コンパイル」といいます。
手動で Java のプログラムをコンパイルして実行する手順
- Pleiades(Eclipse)を開き、「ファイル」→「新規」→「Java プロジェクト」を作成します。
- 作成したプロジェクトの「src」フォルダを右クリックし、「新規」→「クラス」を選択します。
- クラス名を「HelloJava」と入力し、「public static void main(String[] args)」にチェックを入れて「完了」をクリックします。
- 以下のコードを入力します。
public class HelloJava {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, Java!");
}
}
手動でコンパイルして実行する方法
- Pleiades のメニューから「プロジェクト」→「ビルド・プロジェクト」をクリックします。
- 「実行」ボタン(▶)をクリックしてプログラムを実行します。
- コンソールに「Hello, Java!」と表示されれば成功です。
Hello, Java!
4. Java のコードの基本構造を理解する
Java のコードは決まったルールで書かれています。基本的なコードの構造を理解することが大切です。
Java のコードの基本構成
以下は、Java のプログラムの基本的な構造です。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("これは Java の基本構造です!");
}
}
Java のコードの各部分の説明
- public class Sample:Java のプログラムは「クラス」の中に書きます。クラス名は自由に決められますが、ファイル名と同じにする必要があります。
- public static void main(String[] args):「main メソッド」と呼ばれる部分で、Java プログラムの実行が始まる場所です。
- System.out.println():画面に文字を表示するための命令です。
実際にコードを変更してみる
試しに、表示する文字を変更してみましょう。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Java の基本を学ぼう!");
}
}
このコードを実行すると、以下のように表示されます。
Java の基本を学ぼう!
このように、Java のコードは決まったルールに沿って記述する必要があります。
5. 変数とデータ型を使って簡単なプログラムを作成する
Java では、データを保存するために「変数」を使います。変数を使うと、プログラムの処理をより柔軟にできます。
変数とは?
変数とは、データを保存しておくための箱のようなものです。Java では、変数を使うと値を保持したり、変更したりできます。
基本的なデータ型
Java にはさまざまなデータ型がありますが、基本的なものを紹介します。
- int:整数を扱う(例:10, 200, -5)
- double:小数を扱う(例:3.14, 0.5, -1.23)
- char:1文字を扱う(例:'A', 'b', '9')
- String:文字列を扱う(例:"こんにちは", "Java")
変数を使った簡単なプログラム
実際に変数を使ってプログラムを書いてみましょう。
public class VariableExample {
public static void main(String[] args) {
int number = 10;
double pi = 3.14;
char letter = 'A';
String message = "Java を学ぼう!";
System.out.println("整数: " + number);
System.out.println("小数: " + pi);
System.out.println("文字: " + letter);
System.out.println("文字列: " + message);
}
}
実行結果
整数: 10
小数: 3.14
文字: A
文字列: Java を学ぼう!
このように、変数を使うことでプログラムの柔軟性が高まり、より便利にデータを扱うことができます。
6. Java のプログラム実行時によくあるエラーと対処法
Java のプログラムを実行する際、初心者がよく遭遇するエラーとその対処法について解説します。
コンパイルエラーとは?
Java のプログラムは、コードの文法が間違っているとコンパイル時にエラーが発生し、実行できません。
よくあるコンパイルエラーの例
例えば、セミコロン(;)を忘れると、以下のようなエラーが発生します。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, Java!") // セミコロンがないためエラー
}
}
エラーメッセージ:
Sample.java:4: error: ';' expected
この場合、行末に ; を追加することでエラーを解決できます。
実行時エラーとは?
コードが正しくコンパイルされても、実行時に発生するエラーがあります。例えば、0 での除算や、存在しない配列の要素にアクセスしようとするとエラーになります。
よくある実行時エラーの例
以下のコードは、0 で除算しようとしているため、エラーになります。
public class RuntimeErrorExample {
public static void main(String[] args) {
int num = 10;
int result = num / 0; // 0 で割っているためエラー
System.out.println(result);
}
}
エラーメッセージ:
Exception in thread "main" java.lang.ArithmeticException: / by zero
このようなエラーを防ぐためには、除算前に 0 でないことをチェックしましょう。
public class RuntimeErrorExample {
public static void main(String[] args) {
int num = 10;
int divisor = 0;
if (divisor != 0) {
int result = num / divisor;
System.out.println(result);
} else {
System.out.println("0 で割ることはできません");
}
}
}
7. 実践!Pleiades で Java のコードを書いて実行する
ここまで学んだ知識を活かし、Pleiades で Java のプログラムを実際に作成・実行してみましょう。
新しい Java プロジェクトを作成
- Pleiades(Eclipse)を開きます。
- 「ファイル」→「新規」→「Java プロジェクト」を選択します。
- プロジェクト名を「MyJavaProject」と入力し、「完了」をクリックします。
- 「src」フォルダを右クリックし、「新規」→「クラス」を選択します。
- クラス名を「HelloJava」と入力し、「public static void main(String[] args)」にチェックを入れて「完了」をクリックします。
Java のプログラムを書く
作成した「HelloJava.java」に以下のコードを入力します。
public class HelloJava {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("こんにちは、Java!これが最初のプログラムです。");
}
}
プログラムを実行する
- 画面上部の「▶ 実行」ボタンをクリックします。
- コンソールに以下のように表示されれば成功です。
こんにちは、Java!これが最初のプログラムです。
このように、Pleiades を使えば、簡単に Java のプログラムを書いて実行することができます。
8. Java のプログラムをスムーズに作成するためのポイント
Java のプログラムをスムーズに作成するために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
1. コードの書き方を統一する
コードの書き方を統一すると、読みやすくなりエラーを防ぎやすくなります。例えば、以下のように適切なインデントを使いましょう。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Java の学習を進めよう!");
}
}
2. コメントを活用する
コードにコメントを入れることで、処理の意図を明確にできます。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
// 画面にメッセージを表示する
System.out.println("Java のコメントを使ってみよう!");
}
}
3. デバッグを活用する
Pleiades には、デバッグ機能が搭載されています。ブレークポイントを設定し、ステップ実行することで、プログラムの動きを細かく確認できます。
4. よくあるエラーを把握しておく
プログラムを作成する際、よくあるエラーを事前に把握しておくと、問題が発生した際に素早く対応できます。
- コンパイルエラー:文法ミス(例:セミコロンの抜け)
- 実行時エラー:変数の値が null の場合のアクセスエラー
- ロジックエラー:意図しない動作(例:計算ミス)
これらのポイントを意識することで、Java のプログラムをスムーズに作成し、エラーを減らすことができます。
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