カテゴリ: Javaの基本 更新日: 2025/03/20

Java のプログラム実行手順(Pleiades を使った環境構築)

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Java のプログラム実行手順(Pleiades を使った環境構築)

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「Java のプログラムを実行するには、何をすればいいんですか?」

先輩

「Java の開発環境を整える必要があるよ。今回は Pleiades を使って環境を準備してみよう。」

新人

「Pleiades って何ですか?」

先輩

「Pleiades は、日本語化された Eclipse のセットアップパッケージだよ。簡単に Java の開発環境を整えられるんだ。」

1. Pleiades とは?(基本的な説明)

1. Pleiades とは?(基本的な説明)
1. Pleiades とは?(基本的な説明)

Pleiades(プレアデス)とは、日本語化された Eclipse のセットアップパッケージです。Eclipse は Java の開発に広く使われている統合開発環境(IDE)ですが、通常は英語表記のため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。

しかし、Pleiades を使うことで、インストール直後から Eclipse を日本語で利用でき、初心者でも簡単に Java のプログラムを作成できます。

2. Pleiades を使うメリット(初心者向けの利便性)

2. Pleiades を使うメリット(初心者向けの利便性)
2. Pleiades を使うメリット(初心者向けの利便性)

初心者にとって、Pleiades を使うメリットは以下のとおりです。

  • 日本語対応 - インストール後すぐに日本語で Eclipse を利用できる。
  • Java の開発環境が一式揃っている - JDK(Java 開発キット)や Eclipse など、必要なツールがセットになっている。
  • インストールが簡単 - ダウンロードして解凍するだけでセットアップが完了する。
  • 初心者向けの解説が充実 - 公式サイトで使い方が詳しく説明されている。

このように、Pleiades を使えば、初心者でも簡単に Java の開発環境を構築できます。

3. Pleiades のインストール手順(ダウンロードからセットアップまで)

3. Pleiades のインストール手順(ダウンロードからセットアップまで)
3. Pleiades のインストール手順(ダウンロードからセットアップまで)

Java の開発を始めるには、まず Pleiades をインストールする必要があります。以下の手順に従って、ダウンロードからセットアップまでを行いましょう。

Pleiades のダウンロード

  1. Pleiades の公式サイト(https://mergedoc.osdn.jp/)にアクセスします。
  2. 「Eclipse Full Edition」をクリックし、使用するバージョンを選びます。
  3. 「Windows 64bit 版」または「Mac 版」を選択し、ダウンロードを開始します。

Pleiades のセットアップ

  1. ダウンロードした zip ファイルを解凍します。
  2. 解凍したフォルダ内の「eclipse.exe」をダブルクリックして Eclipse を起動します。
  3. 初回起動時に「ワークスペースの選択」画面が表示されるので、そのまま「起動」ボタンをクリックします。
  4. 日本語化が適用されていることを確認し、Pleiades のセットアップ完了です。

この手順を完了すれば、Pleiades 上で Java の開発ができるようになります。

4. Pleiades で Java のプロジェクトを作成する方法

4. Pleiades で Java のプロジェクトを作成する方法
4. Pleiades で Java のプロジェクトを作成する方法

Pleiades(Eclipse)で Java のプロジェクトを作成するには、以下の手順を実行します。

新規プロジェクトの作成

  1. メニューバーの「ファイル」→「新規」→「Java プロジェクト」を選択します。
  2. プロジェクト名を入力し、「完了」ボタンをクリックします。
  3. 作成されたプロジェクト内の「src」フォルダを右クリックし、「新規」→「クラス」を選択します。
  4. クラス名を「HelloWorld」と入力し、「public static void main(String[] args)」にチェックを入れて「完了」をクリックします。

これで、新しい Java プロジェクトの準備ができました。次に、最初の Java プログラムを書いてみましょう。

5. 最初の Java プログラムを作成して実行する手順

5. 最初の Java プログラムを作成して実行する手順
5. 最初の Java プログラムを作成して実行する手順

次に、Java のプログラムを書いて実行してみましょう。

Java の基本的なコードを書く

作成した「HelloWorld.java」ファイルに以下のコードを記述します。


public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("こんにちは、Java!");
    }
}

プログラムを実行する

  1. コードを書いたら、画面上部の「▶ 実行」ボタンをクリックします。
  2. コンソールに「こんにちは、Java!」と表示されれば成功です。

こんにちは、Java!

このように、Pleiades を使えば、簡単に Java のプログラムを作成し、実行することができます。

6. Java プログラムの実行時によくあるエラーと対処法

6. Java プログラムの実行時によくあるエラーと対処法
6. Java プログラムの実行時によくあるエラーと対処法

Java のプログラムを実行すると、さまざまなエラーが発生することがあります。ここでは、初心者がよく遭遇するエラーと、その対処法を紹介します。

1. コンパイルエラー(文法ミス)

Java のコードに文法ミスがあると、コンパイルエラーが発生し、プログラムを実行できません。

例えば、セミコロンを忘れた場合:


public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("こんにちは") // ← セミコロンがないためエラー
    }
}

Sample.java:4: error: ';' expected
        System.out.println("こんにちは")
                                      ^
1 error

対処法: エラーメッセージを確認し、該当の行を修正する。

2. 実行時エラー(例外)

コンパイルは成功しても、実行時にエラーが発生する場合があります。代表的なものをいくつか紹介します。

0 での除算エラー

数値を 0 で割ると、ArithmeticException というエラーが発生します。


public class RuntimeErrorExample {
    public static void main(String[] args) {
        int num = 10;
        int result = num / 0; // 0 で割るためエラー
        System.out.println(result);
    }
}

Exception in thread "main" java.lang.ArithmeticException: / by zero

対処法: 0 での除算が発生しないように条件分岐を追加する。


public class RuntimeErrorExample {
    public static void main(String[] args) {
        int num = 10;
        int divisor = 0;

        if (divisor != 0) {
            int result = num / divisor;
            System.out.println(result);
        } else {
            System.out.println("0 で割ることはできません");
        }
    }
}

7. Pleiades でデバッグを行う方法(エラーを見つけて修正する)

7. Pleiades でデバッグを行う方法(エラーを見つけて修正する)
7. Pleiades でデバッグを行う方法(エラーを見つけて修正する)

エラーが発生した場合、Pleiades(Eclipse)には「デバッグモード」が用意されています。これを活用すると、プログラムの問題を簡単に特定できます。

デバッグの基本手順

  1. エラーが発生しているコードの左側(行番号の部分)をクリックし、ブレークポイント(●印)を設定する。
  2. 画面上部の「虫のアイコン(デバッグ)」ボタンをクリックし、プログラムをデバッグモードで実行する。
  3. ブレークポイントのある行で処理が停止するので、「変数」タブで変数の値を確認する。
  4. 問題の原因を特定し、コードを修正する。

デバッグを活用したエラーの特定

例えば、次のコードは実行すると NullPointerException が発生します。


public class DebugExample {
    public static void main(String[] args) {
        String text = null;
        System.out.println(text.length()); // NullPointerException
    }
}

デバッグモードで実行すると、text.length() の行で停止し、変数 textnull であることを確認できます。

デバッグのポイント

  • エラーが発生する可能性のある箇所にブレークポイントを設定する。
  • 変数の値を確認し、予期しない値になっていないかチェックする。
  • エラーメッセージを確認し、修正方法を調べる。

デバッグを活用すれば、プログラムの問題を素早く特定し、効率的に修正できます。

8. Pleiades を使った開発をスムーズに行うためのコツ

8. Pleiades を使った開発をスムーズに行うためのコツ
8. Pleiades を使った開発をスムーズに行うためのコツ

Java の開発をスムーズに行うためには、Pleiades の便利な機能を活用しましょう。

1. コード補完を活用する

Pleiades(Eclipse)には、コードを補完する機能が搭載されています。入力途中で Ctrl + スペース を押すと、候補が表示されます。

2. ショートカットキーを活用する

作業を効率化するために、よく使うショートカットを覚えておくと便利です。

  • Ctrl + スペース - コード補完
  • Ctrl + Shift + O - 不要な import を整理
  • Ctrl + F11 - プログラムの実行
  • F3 - クラスやメソッドの定義へジャンプ

3. コンソールの表示をクリアする

プログラムを実行すると、コンソールに結果が表示されますが、過去の実行結果が残っていると見づらくなることがあります。コンソールの「ほうきアイコン」をクリックすると、表示をクリアできます。

4. 自動保存を有効にする

ファイルを保存し忘れると、古い状態のままで実行してしまうことがあります。「ウィンドウ」→「設定」→「一般」→「エディター」→「自動保存を有効にする」を選択すると、コードが自動的に保存されます。

これらの機能を活用すれば、Pleiades を使った Java 開発をよりスムーズに行うことができます。

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