Java のキーワードとは?意味と使い方をやさしく解説
新人
「Javaのキーワードって何ですか?」
先輩
「Javaのキーワードとは、プログラムを書くときに特別な意味を持つ単語のことだよ。例えば、class や public みたいなものがあるね。」
新人
「それらはどういう役割があるんですか?」
先輩
「プログラムを作る上でとても重要な役割があるんだ。基本的なことから説明するね。」
1. Java のキーワードとは?(基本的な説明)
Javaのキーワードとは、Javaのプログラムを書く際に特別な意味を持つ予約された単語のことです。これらのキーワードはJavaの基本的な機能を実現するために用いられ、変数名やメソッド名として使用することはできません。
例えば、以下のようなキーワードがあります。
class- クラスを定義するためのキーワードpublic- メソッドやクラスのアクセス制御を行うstatic- インスタンスを作成せずにメソッドや変数を使用できるvoid- メソッドが値を返さないことを示す
例えば、次のようなJavaプログラムにはキーワードが含まれています。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Javaのキーワードについて学ぼう!");
}
}
このプログラムでは、public、class、static、void などがキーワードとして使われています。
2. Java のキーワードの役割(プログラムを動かす上での重要性)
Javaのキーワードは、プログラムの動作を決定する重要な役割を持っています。例えば、キーワードが適切に使われていないと、プログラムはエラーになります。
キーワードの役割を理解するために、以下の点を押さえておきましょう。
- 構造を定義する -
classを使ってプログラムの設計を行う - アクセスを制御する -
public、privateなどで、クラスやメソッドのアクセスレベルを決める - 条件を作る -
if、elseを使って条件分岐を作る - 繰り返し処理を行う -
for、whileなどでループ処理をする
例えば、以下のプログラムは、キーワードを使って条件分岐を行う例です。
public class KeywordExample {
public static void main(String[] args) {
int number = 10;
if (number > 5) {
System.out.println("numberは5より大きいです");
} else {
System.out.println("numberは5以下です");
}
}
}
このプログラムでは、if、else というキーワードを使って条件分岐を作成しています。number の値が5より大きい場合は「numberは5より大きいです」と表示され、それ以外の場合は「numberは5以下です」と表示されます。
numberは5より大きいです
このように、キーワードはプログラムの流れを制御するために欠かせない存在です。
3. Java の代表的なキーワード(public、class、static など)
Javaのキーワードには、さまざまな種類がありますが、特に重要なものをいくつか紹介します。これらは、Javaの基本的なプログラムを作る際に必ず使うものなので、しっかり覚えておきましょう。
public- メソッドやクラスを他のクラスからアクセスできるようにするclass- Javaのクラスを定義するstatic- インスタンスを作らなくても使えるメソッドや変数を定義するvoid- メソッドが値を返さないことを示すint- 整数を扱うデータ型if- 条件分岐を作るfor- 繰り返し処理を行う
例えば、以下のコードでは、これらのキーワードがどのように使われるのかを示しています。
public class Example {
public static void main(String[] args) {
int number = 10;
if (number > 5) {
System.out.println("数値は5より大きいです");
}
}
}
このプログラムでは、public、class、static、void、int、if などのキーワードが使われています。
4. それぞれのキーワードの役割と使い方(例を交えて解説)
それでは、いくつかのキーワードの役割と使い方を詳しく見ていきましょう。
public
public は、クラスやメソッドが他のクラスからアクセスできるようにするためのキーワードです。例えば、以下のように使います。
public class Sample {
public void greet() {
System.out.println("こんにちは!");
}
}
このpublic修飾子がついているgreetメソッドは、他のクラスから自由に呼び出すことができます。
class
class は、新しいクラスを作るためのキーワードです。Javaのプログラムは、基本的にクラスを使って構成されます。
public class Person {
String name;
public void sayHello() {
System.out.println("こんにちは、私は" + name + "です。");
}
}
このコードでは、Person というクラスを定義し、その中にname という変数とsayHello というメソッドを持たせています。
static
static は、インスタンスを作らなくてもメソッドや変数を使えるようにするためのキーワードです。
public class MathUtil {
public static int add(int a, int b) {
return a + b;
}
}
static を使うことで、MathUtil.add(3, 5) のように、インスタンスを作らずにメソッドを呼び出すことができます。
5. Java のキーワードのルール(大文字・小文字の区別、予約語など)
Javaのキーワードには、いくつかのルールがあります。これらを守らないと、プログラムが正しく動きません。
1. キーワードはすべて小文字
Javaのキーワードはすべて小文字で書く必要があります。例えば、Public や Class と書くとエラーになります。
public class Test {
Public void hello() { // ここはエラーになる
System.out.println("こんにちは!");
}
}
このコードでは、Public を大文字で書いているため、エラーになります。
2. 予約語は変数名に使えない
Javaのキーワードは、変数名やメソッド名として使うことはできません。
public class Test {
int public = 10; // これはエラーになる
}
この例では、public を変数名にしているため、エラーになります。
3. キーワードの前後には適切なスペースが必要
キーワードを正しく使うためには、前後に適切なスペースを入れる必要があります。
publicclass Test { // これはエラー
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello World");
}
}
このコードでは、public と class の間にスペースがないため、エラーになります。
6. よく使われるキーワードの具体的な使い方(main メソッド内での利用例)
Java のプログラムを作るとき、main メソッドは必ず登場します。この中で多くのキーワードが使われるため、実際にどのように使われるのか見ていきましょう。
例えば、次のような基本的な Java プログラムがあります。
public class HelloWorld {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("こんにちは、Java!");
}
}
このプログラムには、public、class、static、void などのキーワードが含まれています。それぞれの役割を解説します。
public-mainメソッドがどこからでも呼び出せるようにするstatic-mainメソッドがインスタンスを作らずに実行できるvoid-mainメソッドが値を返さないことを示すclass-HelloWorldというクラスを定義
このように、Java の基本的なプログラムでは複数のキーワードが組み合わさって使われています。
7. Java のキーワードを正しく使うための注意点(間違いやすいポイント)
Java のキーワードは特別な意味を持つため、間違った使い方をするとエラーになります。ここでは、初心者がよく間違えるポイントを紹介します。
1. 大文字・小文字の区別
Java では、大文字と小文字は別のものとして扱われます。例えば、public と Public は異なるものとして認識されます。
public class Sample {
Public void greet() { // エラー! "Public" はキーワードではない
System.out.println("こんにちは!");
}
}
この例では、Public を大文字で書いたため、エラーになります。正しくは public と小文字で書く必要があります。
2. キーワードを変数名にしない
Java のキーワードは、変数名として使うことができません。例えば、以下のコードはエラーになります。
public class Sample {
int class = 10; // エラー! "class" は予約語のため使えない
}
このように、Java のキーワードは変数名やメソッド名として使用できないため、注意しましょう。
3. セミコロンの忘れ
Java では、1つの命令の終わりには ;(セミコロン)を付ける必要があります。これを忘れるとエラーになります。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("こんにちは") // エラー!セミコロンがない
}
}
正しくは、以下のように ; を付ける必要があります。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("こんにちは");
}
}
このように、基本的なミスを避けることが、プログラムを正しく動作させるために重要です。
8. Java のキーワードを理解するための学習方法(初心者向けの学習ステップ)
Java のキーワードを覚えるためには、実際にコードを書いてみることが一番の近道です。以下のようなステップで学習を進めていきましょう。
1. 簡単なプログラムを書いてみる
まずは、基本的な Java プログラムを書いて、キーワードの使い方を確認しましょう。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Javaのキーワードを学ぼう!");
}
}
2. キーワードごとの役割を理解する
プログラムを書いたら、使われているキーワードがどのような役割を持っているのか確認しましょう。例えば、次のような表を作って整理すると分かりやすいです。
| キーワード | 意味 |
|---|---|
public |
クラスやメソッドが他のクラスからアクセスできる |
class |
クラスを定義する |
static |
インスタンスを作らずにメソッドを使える |
void |
メソッドが値を返さない |
3. 練習問題を解いてみる
基本的なキーワードを理解したら、簡単な練習問題を解いてみるのもおすすめです。例えば、以下のコードのエラーを修正してみましょう。
public class Test {
Public static void main(String[] args) { // どこが間違っている?
System.out.println("Javaのキーワード");
}
}
答え:Public を public に修正する必要があります。
4. 実際にプログラムを作ってみる
最終的には、自分で簡単なプログラムを作ってみるのが良い練習になります。例えば、ユーザーの名前を入力して挨拶を表示するプログラムを書いてみましょう。
import java.util.Scanner;
public class Greeting {
public static void main(String[] args) {
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
System.out.print("名前を入力してください: ");
String name = scanner.nextLine();
System.out.println("こんにちは、" + name + "さん!");
}
}
このように、自分で試しながら学ぶことが Java のキーワードを理解する近道になります。
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